介護人材の確保を目指し、厚生労働省は19日、介護福祉士や社会福祉士を養成する大学や専門学校で学ぶ学生に対し、入学時に20万円、卒業時に20万円の計40万円を無利子で貸し付ける財政支援策を実施する方針を決めた。
介護職の国家資格である介護福祉士を養成する専門学校などの入学者が定員の半数を割るなど人材不足が深刻化しているのを受け、学費を援助することで入学者増を目指す。
支援策の対象となるのは、2009年度から11年度までの入学者で、3年間で約300億円の事業費を見込んでいる。
現在、介護福祉士などを養成する学校の学生に対しては、月3万6000円を上限に無利子で貸し付ける都道府県の「介護福祉士等修学資金貸付事業」があり、これを拡充する形で導入する。この毎月の貸付額についても、月5万円を上限に引き上げる。これらの融資については、卒業後5年間、貸し付けを受けた都道府県内の介護施設などで働いた場合、返済を全額免除する方針だ。
うーむ。安いんだかオイシイんだか。
介護職に就く若者を増やすためには、もっとこう、日本全体の介護に対する考え方を変えるしかないような気がします。具体的に言えば介護職についてもちゃんと収入が安定するようなシステムを構築するとか。
やはり今から労働条件を良く整えないと、将来の介護領域が不安ですね。需要はかなりあるのでうまくやれば人気職になれると思うんですが。
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