2008年11月04日

超多剤耐性結核菌に効く化合物を微生物化学研究会が開発

超多剤耐性結核:菌に効果の化合物開発 微生物化研

 4種類以上の抗生物質が効かない超多剤耐性結核菌に効果のある化合物を、財団法人微生物化学研究会(東京都品川区)などが開発した。2012年の臨床試験開始を目指す。治療薬ができれば非営利で普及させるという

 超多剤耐性結核は世界約50カ国で確認され、毎年5万人近くが発病しているとされる。有効な治療薬がなく、国内では02年、3122人の結核患者のうち17人から、この結核菌が検出されている。

 同研究会は抗結核薬「カプラザマイシン」から、より活性を高めた化合物「CPZEN−45」を作った。10種類の治療薬に耐性がある結核菌に感染させたマウスに投与したところ、何も与えなかったマウスに比べて、菌が100分の1に減少、副作用も確認できなかったという

 同研究会の赤松穣・微生物化学研究センター長(生化学)は「より耐性菌が出にくいように、複数の治療薬を組み合わせる投与法も考えたい。非営利で取り組むことで、臨床試験に協力してくれる機関が出てくることを期待している」と話している。



 なんという志の高さ・・・。利益を度外視して、世のために貢献しようとする姿勢には頭が下がります。

 協力してくれる団体と共に、臨床試験に挑むわけですが、成功をお祈りしています。

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posted by さじ at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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