長野県赤十字血液センター(長野市)で、血液成分が採血基準に満たない献血者から今年8月に誤って採った血液が製剤化され、医療機関で輸血に使われたことが29日明らかになった。
誤採血に気付いたセンターの職員が書類を改ざんしており、日本赤十字社は関係者の処分を検討している。
日赤によると、献血したのは同県内の30代女性。事前検査で血中のヘモグロビン値が基準を下回っていたが、複数の職員の確認ミスで200ミリ・リットル採血した。
同僚の指摘で気付いた検査担当の看護師が、数値を書き換えた。血液は埼玉県の血液センターで製剤化され、先月、同県内の医療機関で乳児に輸血された。
ヘモグロビンの比重が低いと、献血者が重い貧血になる恐れがあるため、採血できる基準値が定められている。日赤は献血した女性に謝罪し、健康被害がないことを確認した。乳児側から、健康被害があったとの報告も届いていない。
そんなことをしなければならないほど血液が不足していたんでしょうか・・・?分かっていたのなら廃棄してしまえばよかったのでは
ちなみに、一般の方が思う貧血というのは「血液の量が減っている状態」ですが、医学的な貧血というのは「血液中の赤血球が減っている状態」を指します。
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こういうニュースを読むと、
他の悪事もしていそうで怖いです。
感染症に罹ってしまうようなポカされた日には、
人生終了ですからね。
行くのやめようかな。