2008年11月02日

76例目の脳死臓器移植。10代女児から60代男性に提供。

76例目の脳死臓器移植 10代の女児らに

 日本臓器移植ネットワークは22日、名古屋第二赤十字病院(名古屋市昭和区)に脳出血で入院していた40代女性が同日朝、臓器移植法に基づく脳死と判定され、国内で76例目の脳死臓器移植が行われる見通しだと発表した。

 心臓は東大医学部付属病院の50代男性へ、肺の片方は東北大病院の40代女性、肝臓は名古屋大医学部付属病院の40代男性、膵臓は九州大病院の40代男性、腎臓は岡崎市民病院の40代女性と名古屋記念病院の60代男性、小腸は京大医学部付属病院の10代女児へ移植される。

 臓器の摘出は23日午前8時に終了する予定で、各病院に移送される。



 76例目。前回からだいたい2ヶ月近くでしょうか。

 心臓や肺の移植も、珍しくなくなってきました。もともとあった技術力に、経験が重なった結果でしょうか。しかし、どうにもこうにも数が足りない。脳死に陥る人はかなりおられるのでしょうけれど、臓器提供の意思表示をしている人が全然いないのではないかと思います。残念なことです。こうして多くの人が助かるのが脳死臓器移植ですのに。

関連
医学処:60例目の脳死臓器移植へ。
医学処:67例目の脳死移植。7人に臓器を移植する。
医学処:75例目の脳死判定。心肺肝腎膵を移植へ。


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posted by さじ at 08:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
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