群馬大病院(前橋市)は29日、夜間や休日の正規の診療時間外の救急受診について、軽症患者からは診療費のほかに4200円を12月1日から徴収すると発表した。
診療時間外は医師が手薄なため、軽症患者の受診を減らし、緊急性のある重症患者の受け入れを強化する狙い。同病院によると、国立大の付属病院では山形大に次いで2例目。
(1)入院が必要(2)他院から紹介状を持参(3)緊急処置が必要と医師が判断−のいずれかに該当するケースは徴収しない。
同病院が昨年度に受け入れた時間外受診の救急患者は約7600人だが、約半数は緊急性の低い患者だったという。
同病院の担当者は「緊急の患者に全力を挙げるためで、やむを得ない判断だ」と理解を求めた。
これは大学にとっても、また一般市民にとっても良い話ではないかと思います。
いやホント、何で夜来るの?ってぐらいの超超軽症患者が来たりしますからね。処置がまるで必要ないような患者でも、来てしまったらその分労力を割かれ、本当に処置しなければならないような緊急患者に全力を注げなくなってしまいます。
ああいうのも1つのモンスターペイシェントなんでしょうね。4200円上乗せすることによって、そういう人たちを減らすことが出来ると思えば。
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医学処:救急