米心臓協会(AHA)はこのほど、心肺停止時の蘇生救急としての心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行うときのリズムとして、ビージーズの1977年の大ヒット曲「ステイン・アライブ」が最適だとの研究結果を発表した。ロイター通信が伝えた。
同協会は、心臓マッサージを行う際のリズムとして、1分間に100回の速さを推奨している。これを実際の楽曲に当てはめてみると、「ステイン・アライブ」は1分間に103拍と、ほぼ一致しているという。
実際に大学で行われた心臓マッサージ訓練の際にも、「ステイン・アライブ」を聞くことで、正しい速度が保たれる効果があったとの報告があったという。研究者は「この曲は心臓マッサージにぴったりの上、だれでも知っている」と効用を強調している。
ビージーズは英国出身の3人組。70年代の世界的なディスコ・ブームの牽引役としてヒット曲を連発した。
これです。確かにぴったりかも。
日本で、よく心臓マッサージ訓練の時にいわれる「1分間に100回のリズムの曲」と言われれば以下。
「アンパンマンのマーチ」
「ぼくドラえもん」
「地上の星」
「夜空ノムコウ」
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