2008年10月07日

京都大学病院で患者情報入りのUSBメモリがひったくりに

患者情報入りメモリー紛失=院生、ひったくりで−京大病院

 京都大医学部付属病院は6日、同大大学院生の30代女性がひったくりに遭い、同病院の患者280人の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。同病院は該当患者に文書で謝罪。院生は研究に使うために持ち出していたという。



 ひったくりか・・・これは厳しい。

 ですが個人情報は本来、電子カルテ上から持ち出すべきではないものですからね。研究のためとはいえ。

 電子カルテから別媒体に移す時は、個人を特定できるような情報をぼかすようなシステムが出来ればいいのですが。少なくとも名前だけはイニシャルに置き換えるとか…。

 「うっかり」や「突発的なこと」とはいえ、患者さんは信頼して個人情報を医師に提供しているわけですからね。そこらへん、再度認識しなければならないでしょう。

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posted by さじ at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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