「海藻類を食べると黒い髪が生える」と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。実は海藻類はビタミン・ミネラルが豊富な上、低カロリーでダイエットにも適した食材で髪にもよいと考えられます。ただし、それで髪が生えてくると考えるのは期待しすぎだと思います。
そもそも髪の毛は、99%がケラチンというタンパク質で構成されています。ドライヤーの熱などで、髪の毛が焦げると臭いのは、そのケラチンの焦げたにおいが原因です。このケラチンを構成するメチオニンという必須アミノ酸は体内で合成されないため、豆腐などの大豆食品・小麦粉・玄米など、毎日の食事から素となるタンパク質を摂らなければなりません。
また髪の毛に必要なのはタンパク質だけではありません。髪の毛の素となるタンパク質を合成するのに欠かせないビタミンB群をはじめとするビタミン類も大切。ビタミンが豊富な緑黄色野菜、ミネラルが豊富な根野菜もしっかり摂りましょう。ただし、ビタミンやミネラルは必要以上に摂取しても特に良いわけではありません。
そして栄養をきちんと吸収するためには、腸を健康にすることも大切になります。緑黄色野菜・根野菜・海藻類は、ビタミン・ミネラルだけでなく食物繊維も豊富なので、腸の調子を良くするのにもうってつけ。
さらに、ビタミン・食物繊維・カリウムが豊富な果物も1日1個を目安に食べるようにしましょう。甘い果物はカロリーが気になりますが、果物の甘さは果糖なので、お菓子のように高カロリーではありません。髪の毛に良い食事とは、植物性タンパク質を中心にタンパク質をしっかり摂り、緑黄色野菜・根野菜・海藻類・果物も積極的に食べ、ファーストフードの類やお菓子の食べすぎには注意が必要です。
つまり、バランスのとれた食生活は髪にも優しいというわけです。ワカメばかり気にしていた方は、今日からはぜひタンパク質や野菜、果物もしっかり摂るようにしましょう。
ん・・・?なんか当たり前のような結論に収束してしまいましたが・・・。
単体で「髪に良い」と言えるとなると、ゴマですかね。胡麻。ハゲの人が胡麻食べ続けるとかなり良いといいますけれど、栄養的に優れているからでしょうかね。
ストレスをためず、栄養をしっかりとって、シャンプー後の髪はしっかりゆすぐ。
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