糖尿病の運動療法を支援するため、日本イーライリリーと日本エアロビック連盟は「誰でもできるエアロビック」プログラムを開発した。
医療機関にDVDを無料配布すると共に、インターネットでプログラムの一部公開を始めた。
運動療法に楽しんで取り組んでもらうのが狙い。8歳で糖尿病を発症し、治療を続けながら競技エアロビック選手として国際的に活躍する大村詠一さん(22)が、高齢者や初めての人でもできるエアロビックを紹介する。
いすに座ったままできる運動を交えた初級編と、立って息が軽く弾む程度に運動をする中級編の2種類。全身のストレッチ、有酸素運動、足腰を鍛える運動を織り交ぜ、糖尿病患者に必要な全身運動が無理なくできる構成になっている。
プログラムを監修した日本糖尿病協会の清野裕理事長は「運動はインスリンの働きを改善し、血糖のコントロールを良くする働きがある。無理のない運動を、できるだけ毎日行うことが大切」という。
糖尿病の方に対しては、まず食事指導がありますけれど、運動のやり方も大切な治療の1つです。糖尿病に限らず、心疾患などでも運動は大事なのですが、なかなか続かないものです。
こういう、楽しくできる運動療法を身につけて、毎日行うことで、かなり改善できるのではないでしょうか。是非一度ご覧になっていただきたいと思います。
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