2008年09月24日

オリンパスがカプセル型内視鏡の販売承認を取得する。

オリンパスのカプセル内視鏡、厚労省の製造販売承認を取得

 オリンパスメディカルシステムズは、同社が開発するカプセル内視鏡に関して、日本における製造販売承認を2008年9月8日に厚生労働省から取得したことを発表した。既に欧州では2005年10月、米国では2007年10月に販売を始めている。日本における薬事申請は、2007年1月に済ませていた。申請から約1年8カ月を経ての認可となる。

 同社が販売するカプセル内視鏡は、小腸領域の診断を目的とするもの。愛称は「エンドカプセル(Endo Capsule)」。外径11mm、長さ26mmのカプセルに、小型CCDや照明、自動調光機能などを搭載する。患者がカプセルを飲むと、消化管を通りながら1秒間に2枚、約8時間かけて合計約6万枚の画像を撮影する。撮影した画像は、カプセル本体から患者が身に付けたアンテナに無線送信され、順次受信装置に蓄積される。患者は、カプセルを飲んでから1〜2時間後には病院を出て、通常の生活に戻れるという。撮影が終わったら、医師が受信装置から画像データをワークステーションにダウンロードして診断する。



 とうとう販売。

 これまでの内視鏡と劇的に違う点は、患者の負担が尋常でないほど楽になったということでしょう。やはり改良されて身体への負担が減ったとはいえ、まだまだ苦しい検査ですからね。

 ただデメリットとしては、普通の内視鏡と違って、見たいところを見れなかったりですとか、例えば腫瘍のようなものがあったときに生検したり、出血を止めたりという処置が出来ない点です。

 ですので従来の内視鏡にとってかわるものというよりは、それぞれに使い方の違いがある、という感じでしょうか。小さいことの利点を生かした使われ方が出来ると思います。

 将来はカプセル型もチューブ型と同様の機能が必須になると見ており、これを可能にするキー技術として(1)磁気を利用してカプセルを自在にコントロールする全方位誘導システム、(2)電源を体外から供給する無線給電システム、(3)病変部に薬液を放出する機構、(4)体液を採取して持ち帰る機構、(6)本体にアクチュエータを搭載して自ら動き回る自走機構、(7)超音波エコー診断を内部から行える超音波カプセル──の開発も進める。


関連
医学処:カプセル型内視鏡が申請されれば、内視鏡のわずらわしさがなくなる


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posted by さじ at 04:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消化
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