福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性=当時(29)=が大量出血して死亡した事故で、業務上過失致死などの罪に問われた加藤克彦医師(40)の無罪が確定、4日付で復職したことを受け、県病院局は同日、加藤医師の減給処分を取り消す方針を固めた。近く開かれる県病院局懲戒審査会で正式決定する。復職後の処遇については本人と話し合って決めるという。
県の事故調査委員会が05年3月、加藤医師の医療ミスを認める報告書をまとめたことを受け、県は同年6月、加藤医師を減給1カ月の懲戒処分としていた。
県病院局はこの報告書についても、見直しを含めた検討を行うとしている。
個人的に、県の病院局には、医療ミスを認める報告書が提出されたとしても、懲戒処分にせず加藤先生のほうを信じ続けてほしかったですねぇ。
まぁそうはいってもお役所仕事的な面もあるでしょうから、難しいんでしょうけれど。
ただ加藤先生は、それでも病院に戻って下さるという。ありがたいことじゃないですか。
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