2008年08月30日

手術で治せる高血圧「原発性アルドステロン症」

手術で治す高血圧

 脳卒中や心筋梗塞など高血圧が原因で起こる病気の予防に向け、金大附属病院と芳珠記念病院(能美市)が連携し、石川県内全域で診療体制を整備する。

 手始めに手術で治せる高血圧「原発性アルドステロン症(PA)」の専門医を双方の病院に配置し、治療の拠点とする。周辺医療機関と検査、手術、術後指導などをまとめた計画表を共有し、退院後も最寄りの病院で手厚い治療が受けられるようにする。

 PAの治療で大学病院と地域の病院が連携するのは初めて。手取川以北は金大附属病院と同大の関連病院が受け持ち、同以南は芳珠記念病院が担当する。同病院は金大大学院医学系研究科臓器機能制御学(山岸正和教授)の高血圧内分泌グループから指導医を受け入れて専門医療チームを結成し、患者の検査、治療にあたる。

 拠点病院となる金大附属病院と芳珠記念病院は、地元医師会と研究会を開くなどしてPAの周知を図り、地域の開業医らが手術の必要な患者を両病院に紹介する体制を構築。双方の病院などが独自に開発した検査方法を使って短時間で正確に診断、手術や薬物療法を行う。周辺医療機関と計画表「連携パス」を共有し、術後も最寄りの病院などできめ細かな治療を実施する。

 PAは腎臓の上にある臓器「副腎」に腫瘍ができ、血圧を上げたり、動脈硬化を促進するホルモン「アルドステロン」が過剰に分泌されることで起こる。金大附属病院と芳珠記念病院は、PAの診療体制を構築することで、県民が高血圧が原因で発症する病気を未然に防ぎたい考えである。



 アルドステロンというホルモンは腎臓に作用して、簡単に言うと、ナトリウムを再吸収して血液中のナトリウム濃度を上げます。ナトリウムは水をひきつけるので、血管内の血液量は増えます。すなわち、血圧も上がるというわけです。

 高血圧の5〜10%ほどがこの原発性アルドステロン症といわれていますので、高血圧の予防(鑑別?)のためには必要ですね。

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posted by さじ at 18:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分
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