日本・インドネシアの経済連携協定(EPA)に基づき、初めて来日するインドネシア人看護師・介護福祉士候補の壮行会が6日、ジャカルタの日本大使公邸で開かれた。約200人は同夜ジャカルタをたち、7日朝、日本に到着する。
神奈川県の病院に看護師候補として赴任する女性のルーシーさん(29)は「日本語を早くマスターして、看護の技術をしっかり現場で学びたい」と声を弾ませる。候補の人たちは来日後、日本語を半年学んだ後、各地の病院や施設に赴任し、働きながら国家試験の合格を目指す。
EPAでは2年間で計1千人を受け入れる計画。今年は500人を予定していたが、来日するのは看護師、介護福祉士ともに104人ずつにとどまった。募集期間が短かったうえ、日本の受け入れ施設が、男性より女性を希望したことなどから選考に手間取った。またインドネシアには介護福祉士の職種がないため、理解が得られにくかったことも課題として残る。
インドネシアから看護師の卵来日 海外から初の受け入れ
日本とインドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づき、インドネシア人の看護師・介護福祉士の候補者計205人が7日朝、来日した。海外から看護・介護分野の労働者を本格的に受け入れるのは初めて。
来日したのは看護師候補104人、介護福祉士候補101人(ほか3人が今月末に来日予定)。東京・大阪・名古屋など5カ所の宿泊研修施設で6カ月間の日本語研修を受けた後、病院や介護施設などで補助的な仕事をしながら、国家試験を目指す。
看護師は3年、介護福祉士は4年の期限内に合格すれば、国内で無期限に働き続けることができる。
ようこそ世界一医療が整っている国へ!
最初に来られた方々が、医療に熱いことを期待します。謙虚さや人を想う心は万国共通だと思いますので、問題が生じることなく看護・介護分野で活躍されることを願ってます。
そしてこの流れが途絶えることのないことも。
言葉の壁、医療の差など、勉強することは多いでしょうけれど、頑張って乗り越えて下さい!
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