2008年07月19日

研修医が一人も来ない病院が結構あるらしい。

研修医の充足率が約5割 県内の指定病院

 研修医を受け入れる指定を国から受けた県内の28病院で、募集数に対する受け入れ数を示す「充足率」が本年度、53・9%にとどまり、うち7病院は研修医が1人もいないことが14日、信濃毎日新聞社の調べで分かった。医師が少ないことなどから「自分が望む研修が受けられない」として、医学生が敬遠する例が多いとみられる。研修医不在の病院からは、今後の医師不足につながる恐れを心配する声が出ている。

 県内28病院が受け入れた研修医は、計204人の募集に対し、4月1日現在で計110人。4月の全国の平均充足率の69・4%を下回り、東京(86・7%)とは大きく差が開いている。

 研修医がいない7病院は中信3、南信2、東信1、北信1。1年目の研修医がいないのは10病院、2年目がいないのは9病院に上った。充足率100%は6病院だった。

 医学生は、研修先として複数の病院を希望。財団法人が仲立ちとなって病院との希望を結び付ける「マッチング」で研修先が決まる。ただ、病床数や入院患者などを基に算出される全体の募集数が、医学生の数を上回る「売り手市場」になっており、医学生の希望が大きく左右しているのが現状だ。

 研修医がいない県内の病院の担当者は「指導する医師や症例数が少ない地方病院は、学生にアピールするのに限界がある。研修医が選ばない病院は将来の職場として選択される可能性も低く、東京や県内の大規模病院との差はますます開く」と懸念している。



 まぁ8000人の卒業生を、12000の枠で取り合うわけですから、必然的に人気のないところには1人も来ないことにはなりますが…。

 大変可笑しい話なのですが、何故かマッチング病院にも「ブランド」というものがあります。別にブランドだからといって、とびきり優れた研修が出来るというわけではなく、単に立地条件が良いとか、上層部に凄い医師がいる(けど研修医に構ってくれるはずがない)といった理由でここ数年人気のところです。

 なんか可笑しいものが転がっていたので転載。誰が決めたんですかねコレ。

【関東圏マッチング研修病院ランキング(人気、難易度)2009決定版】

87 順天堂医院
79 順天堂浦安
74 順天堂練馬
70 順天堂静岡
68 NTT
66 聖路加 虎ノ門
65 日赤医療センター
64 都立駒込 旭中央 亀田
63 都立墨東 東京医療センター 武蔵野赤十字
62 都立府中 横浜労災 JR東京 
61 都立広尾 公立昭和 厚生年金 三井記念 みなと赤十字
60 東大 東京警察 東京逓信 社会保険中央 都立大塚 成田赤十字 済生会中央
59 川崎市立川崎 関東労災 けいゆう 関東中央
58 災害医療センター 青梅市立 川口医療センター 河北 都立豊島
57 東京労災 国際医療センター 
56 慶大 船橋医療センター 同愛記念
55 横浜市立市民 大久保 東京臨海 板橋中央 国際医療(三田)
54 横浜医療センター 厚生中央 町田市民 三樂 藤沢市民 荏原 湘南鎌倉
53 横浜市立大 横浜南共済 横須賀共済 平塚市民 都立松沢
52 医科歯科大 埼玉赤十字 さいたま市立 練馬総合 国際親善 川崎市立井田 厚木市立
51 横浜市南部 日本鋼管 癌研 横浜市東部
50 東京北社会保険 松戸市立 海老名総合 うわまち 横浜東部 相模原 市立青葉
49 練馬総合 江戸川
48 川崎協同 小張総合
45 女子医大


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posted by さじ at 14:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | NEWS
この記事へのコメント
こんにちは。拝見させていただいております。
今回は貴重な資料をありがとうございます。研修場所もロケーションが全てになっているように思います。今までは医局の力で僻地に若い医者を縛り付けておいたのが、自由化された結果医師の偏在が起きたというのが現実かなあ、と思っています。
Posted by drarbeit at 2008年07月20日 11:36
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