厚生労働省は7日、薬事法で承認前の医薬品・医療機器などを使う際、保険診療の併用を認める「高度医療評価制度」の適用第1号として、肝臓がんを特殊な装置で焼く治療法を選定した。
来月の中央社会保険医療協議会に諮り、9月から正式に併用できるようにする。
認められたのは「腹腔鏡補助下肝切除術」。肝がんを切除する前に、低周波のラジオ波で焼き固める。
この治療は岩手医大病院が申請した。
いわゆる混合診療のようなものです。高度な医療だからこそ、保険診療と、非保険の医療を併用して行うことが出来るよ、と。
まぁ患者さんからすれば、全額負担になるわけではないので、ありがたい制度だと思いますが、じゃあいつ保険適用されるのか?というと、難しいところではありますよね。果たして高度医療でも、すぐに保険適用になるのかどうか?厚生労働省の動きに注目です。
関連
医学処:混合診療の全面解禁は果たして得策なのか
医学処:先進医療のうち24個を保険適用に。