大きな病院に通院していました。
ある日、男子トイレの洋式の方に入り座ると、ドア裏に小さな落書きがあったのです。
『入院して二ヶ月 直らない もうだめだ』
そして二週間後
(その落書きの事はすっかり忘れていたのですが)、またそのトイレに入りました。
…ドア裏は落書きでいっぱいいっぱいになっていました。
『頑張れ』
『ガンガレ』
『必ず良くなるぜい!』等々。
しかもその後、トイレはペンキ塗り直しされて、他のドアは新しい色になったのですが
なぜか、そのドアだけは塗り直されずに落書きがそのままでした。
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似たような“ちょっといい話”がありますねぇ。
患者さん達の間でこういう活動が起こるのは良いですね。
ただ例えば鬱病の方がこの落書きを見ても大丈夫なのかな、と少し気になってしまいましたが。