東京医科歯科大、国立がんセンターなどの研究グループは、がん患者の症状や画像診断といった臨床情報と、遺伝子などの分子情報を網羅したデータベースを構築した。
これまでに約400の症例を登録、3日午後3時から無料で公開する。患者一人ひとりに合わせた個別医療の実現に一役担いそうだ。
よく臨床では、「教科書どおりの症例は1つもない」といいます。もっと細かく分ければ、遺伝子などの違いによって同じ疾患でも個人差が生じ、治療法にも差が出るのです。
その差をデータベース化し、共有することで、治療につなげられるとしたら、こりゃもう理想的な医療でしてね。
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