2008年07月02日

歯科インプラント手術で、術中に大量出血し死亡する。

インプラント手術で死亡 遺族が歯科医院側を提訴

 東京都中央区の歯科医院で昨年5月、人工歯根を埋め込む「インプラント手術」を受けた女性=当時(70)=が手術中に大量出血し死亡した事件で、女性の遺族4人が歯科医院と男性院長を相手取り、約1億9000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしていたことが25日、分かった。一方、警視庁は業務上過失致死容疑での立件に向け、詰めの捜査を進めている。

 インプラントは、歯茎からドリルで穴を開けてあごの骨に人工歯根を埋め込み、人工歯根に義歯を装着する外科手術。入れ歯に比べてかみ合わせがよく、見た目がきれいなことなどから、利用者が増えている。院長は、国内のインプラント手術の先駆者として知られる

 訴状などによると、女性は昨年5月22日、手術中に出血が止まらなくなり容体が急変。近くの総合病院に搬送されたが、すでに心肺停止状態で、翌23日に死亡した。司法解剖の結果、死因は口腔内の出血などによる窒息死と判明。ドリルであごの骨を貫通し、動脈を切断、大量出血していた。

 遺族によると、院長は当日は体調不良だったといい、手術ミスを認めているが、和解に向けた話し合いが進展していない。遺族は「手術は、体調が万全な状態で行うべきだ。その後の対応にも誠意が感じられない」と話している。

 歯科医院側は「訴状を見てから考えたい」としている。



 パイオニアや、有名大学出という、肩書きで医者を判断するのは大変危険です。そして肩書きに負けないよう、1つ1つの症例に全力を尽くすことも、出来る医者に求められる条件です。

 流石に動脈を切断して出血によって窒息死、となると、なんともいえぬアレですが…。医者が体調不良のときにどうするか、という点も裁判で結論を出してもらいたいと思います。今の医者が過労状態にあるのは、結局患者のためにならんと証明するという意味も込めて。

関連
医学処:歯髄細胞を刺激してエナメル質を増やす合成蛋白「デントニン」
医学処:東京理科大と大阪大が歯をまるごと再生させることに成功する。


広告
posted by さじ at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。