厚生労働省は24日、肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の副作用と疑われる症例が、2002年7月の販売開始から今年3月末までに1916件報告され、死亡した人は734人に上ったことを明らかにした。
小池晃参院議員(共産)の質問に対する答弁書で明らかにした。07年度の1年間で、副作用と疑われる症例は119件増え、死亡は28人増えた。
画期的な「分子標的薬」でしたが・・・副作用が強くては使い勝手が良いはずもないですよね。
副作用による死亡なのか癌によるものなのかは分かりませんが、副作用だけで2000例近く報告されているので、まぁ今後は難しいかなあと。
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