糖尿病患者の京都市西京区の女性(73)が腰の手術後に昏睡状態になったのは京都第一赤十字病院(京都市東山区)が血糖値の管理を怠ったのが原因として、女性と家族が23日、日本赤十字社などに約7200万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。
訴状によると、女性は昨年1月、同病院で腰を手術後、「手足が震える」と訴えた。10日後に低血糖脳症で意識障害に陥り、現在も昏睡状態が続いている。
原告側は「手術後に食事量が減っていたのに、担当医は血糖値を測定しないまま、血糖値を下げる薬の服用を続けるように指示した。初歩的なミス」と主張している。
これは初歩的なミスの予感。
ちょっとしたことで血糖値が変動する人の場合は、入念な管理が必要ですし、それに応じて薬も変えなければなりません。
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