2008年06月23日

ニートは発達障害や精神疾患かもしれません

ニートに心身の問題 盛岡の支援団体調査

 働きたくても、うまく働けない−。ニート(若年無業者)の就業を支援する盛岡市の盛岡地域若者サポートステーション(高井昭平代表)の調査で、利用者の多くに軽度の発達障害や精神疾患があることが判明した。就労意欲不足だけでなく、心身の問題が社会進出の阻害要因になっていることが分かり、同ステーションは医療や福祉分野と連携した支援を目指す。

 「周りのスピードに合わせて仕事をこなすのが大変だった」

 昨年10月から同ステーションに通う滝沢村の30代前半男性は、専門学校卒業後に一般事務や接客業などを転々とした。最近5年間は就職できずにいる。コミュニケーションに苦手意識はないが、思った内容をすぐに伝えることが苦手という

 同ステーションでは、ほかの利用者と紙すきや名刺作りに取り組む。会話は少なく、それぞれ淡々と作業を進める。スタッフの高橋和子さん(62)がアイデアを求めるが、意見は出ても議論にならない。

 同ステーションが大学などと協力して行った知能検査では、利用者14人のうち12人に発達障害の傾向があった。▽処理速度が低い状況理解が弱い見て覚えることが苦手−などの判定項目に一部が当てはまった。

 利用者のカウンセリングを行う中島淳子臨床心理士は「コミュニケーションが苦手と話す利用者が多い」と指摘。「サポートのある環境下で失敗や苦手分野を経験し、さらに『これなら自分でもできる』という分野を見つけ出すことが後の就職活動につながる」と話す。

 同ステーションは開設から2年。進路決定などで成果を上げる一方、本人の就労意欲や厳しい雇用情勢とは異なる医療、福祉的な阻害要因が調査で浮かび上がった。

 利用者の了解を得て県発達障害者支援センター(盛岡市)などに紹介状を送付。医師の意見も求め、支援上の注意点把握に努める。

 高井代表は「ニート問題は想像以上に根深い。発達障害については学校など教育現場や家庭とも幅広く連携して対応したい」と意欲を見せる。



 今までと違って精神科の垣根が少しだけ低くなったからこそ、ニートも発達障害の一種として認められたわけです。

 今までもおそらく同様の状況はあったんでしょうけれど、根性がない、使えねえ、といった攻撃を、常に加えられ続けていた人も大勢いるのではないでしょうか。だから、潜在的なニートのような発達障害は昔にもいたと思うのです。

 ただ、単に生活レベルが高くて、就業意欲がないというだけのニートは、別に病気でもなんでもないので。親に甘えているにすぎません。そこらへんの鑑別が今後の課題でしょうか。何でもかんでもニートを病気とせず、されども、病気は病気でケアしていく、という具合に。

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posted by さじ at 06:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | 精神
この記事へのコメント
ニートのレッテルはられてる、働いていない発達障害者は今、子供達がやっている特別教育は受けていませんし、いじめ等による2次障害もあります。ニートと言われてる自体、おかしいのでは?
Posted by ははち at 2008年07月13日 16:10
失業者をニートと呼んで
差別する。
本当におかしな国ですね
Posted by at 2008年08月14日 18:00
失業者をニートとは誰も呼んでないよ?
働く気力のない人をニートって呼んでるんだよ?
Posted by at 2008年08月14日 21:21
社会的にはそうでも、世間はそんなに甘くない。

本人の気力有る無し関わらず一括りニートと呼ばれる事だってある。
なんにせよ無職に異常の冷たいのは間違いない事だ。

Posted by at 2009年01月16日 17:43
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