日清オイリオグループ子会社で食事療法に適した食品の開発・販売を手掛ける日清サイエンス(横浜市)は、食事制限がある腎臓病患者向け食品「レナケアー」シリーズの新製品、「茶わんでカレー丼」と「同中華丼」を16日に発売する。いずれも1食あたりのエネルギーは約100キロカロリー、タンパク質は約3グラム、塩分は1グラム以下に抑えた。
カレー丼はかつおだしをベースにした和風味で、中華丼はごま油を使って風味豊かに仕上げた。フリーズドライ式で、お湯で戻してからごはんにかけるだけで食べられる。
希望小売価格はいずれも200円。病院などを通じて販売する。
想像した感じ、1食あたりの量は少ないんでしょうけれども、カレー丼や中華丼を食べられるのであれば、値段もお手ごろですしカロリー的にも問題ないものですね。
食事に制限があるとどうしても生活に質というかハリがなくなってしまいますから、こういった『食』への工夫も、ひとつの医療の側面として発展していってほしいと思います。
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