深刻な医師不足を解消しようと、県が金沢大に要請した医学類(医学部)の定員増加について、同大学は5人増を決め、中村信一学長ら4人が9日、谷本正憲知事に報告した。
国が各都道府県で医学生を増やすことを決めたことなどから、県は今年2月、同大学に上限の5人の定員増を要請。09年度の入学からの定員枠増が決まった。県内では能登北部が深刻で、02〜06年の厚生労働省の医師数調査では121〜111人で推移している。谷本知事は「地域医療のリーダーを育てる気概で。県も協力する」と述べた。
金沢とか結構深刻そうですもんね、医師不足。金沢大学は順調ですが、私立の金沢医科大学などは毎年医師国家試験合格率も悪いですし、ここはひとつ金沢大学で優秀な医師を育て上げる方向で頑張ってもらえれば・・・!
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解決策としては、やはり地域医療だけでなく、専門性に特化した医療もアピールすることで志願者が増えると思います。
金沢医大にも優秀な方はおられますね。大学で判断してはいけないとは思ってはいるのですが、医学部の定員を増やすなら金沢大学のほうが即戦力が育ちやすいのかなと安易に思ってしまいました。申し訳ございません。