2008年06月10日

和歌山県立医大の「観光医学講座」。

県立医大、全国初の「観光医学講座」

 県立医大(和歌山市紀三井寺)が全国初の「観光医学講座」を開講して7月で2年。和歌山の観光資源を生かし、現代人の健康増進と癒やしを目指した取り組みが注目されている。現状と課題を取材した。

 熊野古道ウオークで汗を流し、高野山で精進料理を食べ、医師による健康セミナーで悩みや疑問を解消する。講座の疾病別ツアーの一例だ。第1弾は06年11月、糖尿病患者ら21人が高野山を訪れた。その後、パーキンソン病患者向けのストレッチ講習、乳がんや人工肛門の人は敬遠しがちな温泉入浴など、07年度までで計5回開いた。医師や看護師らが同行し、ある程度の重症患者も1人で参加できる。

 医学的にも一定の効果を確認できるという。糖尿病患者は食事の前後に血糖値を測定し、パーキンソン病患者と家族のストレス度を計測したところ、いずれもツアー後半、数値が改善した。参加者から「同じ病と闘う人の体験を聞けてよかった」「医師への信頼感が高まった」などの声が寄せられている。

 一方、課題もある。07年度は糖尿病、脳梗塞、義足、乳がん、人工肛門、美容の6ツアーを企画したが実現したのは糖尿病のみ。各疾病の専門誌に広告を掲載したり、医療機関にチラシを配布したりして募集したが、糖尿病以外は最低人数を確保できず中止された。

 国土交通省が旅行の新商品開発を促そうと07年度から始めた「ニューツーリズム創出・流通促進事業」の実証事業の一つにも選ばれた。だが同省は「対象者が限定されるため、従来のようなチラシやパンフレットだけの販売促進では商品化は厳しい」とみる。

 価格も、1泊2日で1人2万9200円〜4万5800円、4泊5日で9万9800円と高めだ。少人数のためバスの運賃単価が抑えられないことや、食事の特別メニューなどが影響しているという。参加者からは「知人を誘ったが『年金生活者には(高額すぎて)手が出ない』と言われた」という声もあったという。

 県難病の子ども家族会の武内優子会長は「患者や家族が不安から解放される貴重な機会になる。ただ、治療費という経済的負担を抱える患者を対象にする以上、もっとハードルを下げてほしい」と話した。



 医学的効果ねー。そりゃ運動してるんですから、当然あるでしょうし・・・。

 もっとこう、そういう「健康」とかじゃなくて、割り切ってしまえばいいんじゃないでしょうか。病人でも医者が付き添っているから旅行にいける!しかもその医者は○○大学○○科の○○先生だから、他の先生も確実に外泊許可をくれる!というのをウリにすれば、入院中であっても参加者は出るのでは?

 でもこれは和歌山にとって旨みのある話かというとそういうわけではないですからねぇ。

 病院から和歌山の現地まで、看護師が付き添って面倒をみてくれるオプション付きだったら、利用者は増えるんじゃないでしょうか。プラス2万くらいで。

関連
医学処:ひきこもり学生を和歌山大学がサポートする。
医学処:和歌山県立医大が、医師の呼吸器外しは犯罪とは考えないと主張
広告
posted by さじ at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック