2013年05月19日

世界卓球2013パリ大会で光る、松平賢二の卓球

世界卓球2013パリ大会5日目D 男子複3回戦、張・松平が中国を撃破

 ロッテルダム大会ベスト8の実力者ペアが再びベスト8入りをかけて中国ペアと対戦した。高い打球点で先に攻めた日本ペアが第1ゲームを先行。しかし、十分な体勢で打たれると1発の威力では中国ペアに軍配が挙がる。得意のラリー戦で思うように点が取れない日本は1-3と窮地に立たされる。第5ゲームも3-9と離され絶対絶命かと思われたが、ここから気が緩んだか中国がミスを連発し、日本ペアはこのゲームを逆転。第6ゲームも2-6から日本ペアが挽回すると、陳杞が後輩の方博に強く当たるなど中国ペアに不協和音が。最終ゲームは張、松平がスーパープレーを見せる一方で、中国は凡ミスを繰り返す。会場のムードも日本のホームのように盛り上がり、日本ペアは岸川・水谷に続きメダルへの挑戦権を獲得した。

■張一博・松平賢二インタビュー
「途中で相手のミスが多くなったので、そのすきに僕らはちょっと一息できたのでよかったです。(リードされたときは)厳しいと思ったんですけど、とりあえず1点ずつ、できる限り点数を多く取ろうと思いました。最後は中国チームが緊張してきて、逆に僕らは勢いに乗って、スーパーボールも何回も決めて、流れも変わったと思います」と張。

「5ゲーム目3対9で、6ゲーム目も2対6でしたが、相手の凡ミスでぽろぽろと点数を取れたので、また追いついたときにこっちがビビらないように心がけてやりました。台上はすごく感覚がよくて、あとバックハンドもいつになくいいので、いつもはフォアで回るところを今日は我慢してバックハンドを振ろうと思いました。ミックスダブルスのときはフォアで回り込んで(台から)距離が離れてミスが多くなりました。ダブルスは前につくのが1番、男子ダブルスでもそんなにボールが飛んでこないことがあるので。前についてやるためにはやはり両ハンドで構えることを心がけました。(最終ゲームも)出るか出ないかのボールもバックでいけたのでよかったです。(次の試合は)台上でしっかり先手を取ることを考えます。ラリーになれば僕らも負けていないと思うので、まずは台上でしっかり先手を取れるようにがんばります」と松平賢二。

張、松平賢組はメダル届かず マッチポイント逃し逆転され

 男子ダブルスの張、松平賢組はメダルにあと一歩届かなかった。3回戦で第3シードの中国ペアを破って勢いに乗り、準々決勝では第6ゲームの11−10でマッチポイントの好機を迎えたが、このゲームを落とすと最終ゲームも7−4から逆転された。

 終盤に消極的なプレーが目立った松平賢は「リードしていたのに勝ちきれなかった。(敗因は)気持ちの面じゃないですか」と肩を落とした。日本男子で3番手ペアは2大会連続の8強入りで選手層の厚さを示したが、大一番での試合運びに課題が残った。



 いやー、松平健太が怒濤の勢いで勝ち抜いています。

 あまりのイケメンっぷりでメディア露出も多いですね。

 その兄の松平賢二も、この世界卓球で非常に輝いていました。

 もともとかなりの実力者ではあるのですが、水谷、岸川、松平健太、丹羽くんと、実力的に上のシングルス勢が多く、なかなか話題を独占することはありませんでした。

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 しかしもともとセンス抜群の卓球スキルの持ち主で、二段モーションフリックなどは松平賢二の「伝家の宝刀」として知られています。

 今大会でも張とのダブルスが凄かった。台湾の荘が強すぎて惜しくもメダルには届きませんでしたけれど、すごく良い試合をしていました。張一博も松平賢二も、ダブルスなのにあんな凄いドライブやバックドライブをラリーで打ち続けるのが凄い。非常に見応えのある試合でした。

 試合はittvで見る事ができます。

 Men's Doubles Quarter Finals
 CHAN Kazuhiro JPN/MATSUDAIRA Kenji JPN vs CHEN Chien-An TPE/CHUANG Chih-Yuan TPE

 がオススメです。



 そんな賢二お兄ちゃんなのですが、弟の松平健太が男子シングルスでベスト8まで勝ち抜き、オリンピックチャンピオンなどを倒して「あっぱれ」を頂戴するほどになっています。顔もイケメンですし一躍人気者なのですが、お兄ちゃんがこんなツイートを。 

 松平賢二 ‏@kenji19890406
おはようございます!道端、会場内で200回くらい健太に間違われてます。けんただと思い込み、ワクワクしながらサインを求める子供たち…ゴメンね。けんじだよ。笑 よし健太対許シン、死ぬ気で応援します!どんなとこからでも吠えます!皆さん日本時間の8時からです!一緒に応援しましょう!!


 医学処は松平賢二を応援しています。
posted by さじ at 20:55 | Comment(0) | 日記