2012年10月12日

鉄粉を幹細胞に混ぜ、磁石で軟骨や骨折を修復する方法を開発

磁石と鉄粉使って軟骨治療 広島大、臨床研究目指す

 加齢や事故によって損傷した軟骨や骨折を修復するため、磁石を利用した再生医療の研究が27日、文部科学省の研究開発推進事業に採択された。広島大の研究で、3年後をめどに臨床研究の開始を目指す。実用化されれば、従来より効率がよく患者への負担が少ない治療法として期待される。

 採択されたのは、越智光夫教授(整形外科)らの研究。患者の骨髄細胞から培養した幹細胞を、患部の近くに注射して軟骨や骨に変化させて修復する方法だが、幹細胞に鉄粉を混ぜるのが特徴。体外から強力な磁石で幹細胞を患部に誘導するため、人工関節など従来の治療法と違い手術の必要がない

 越智教授らは、これまでブタを使った実験で有効性や安全性を確認。文科省の事業では鉄粉を混ぜた細胞の安全性などをさらに詳しく評価する。越智教授は「3年後をめどに臨床研究を始めたい」と話している。



 高齢者になると、何もかも弱るんですけれど、何が困るかって、「膝が痛い」ってのが、困りますね。結局今後数十年間、整形外科と循環器内科が台頭するのは間違いなさそうなくらい、関節の悩みっていうのは根強い。

 特に関節が悪くなる→歩けなくなる→筋力弱るわ骨ももろくなるわ生活がままならなくなる→抑うつ状態・認知機能低下が続く、というスパイラルが恐ろしいですからね。こういう身体に負担のない治療法が見出されることは、人が最後まで自分の家で生活するための希望なのです。

 広島大最近臨床研究分野で強すぎますね。


posted by さじ at 08:00 | Comment(0) | 介護

2012年10月10日

出生前の親子鑑定診断ビジネスが日本でも広がっている。

出生前、血液で父子判定 国内2業者、1年で150件

 妊娠中に母親の血液中に含まれる胎児のDNAを調べ、父親を特定する親子鑑定の出生前診断ビジネスが、日本でも始まった。母親と、父親と考えられる男性の血液を調べれば、父親かどうか、10日間で99%以上の確率で分かるという。手軽な検査で中絶につながれば、倫理的に問題があるとして、日本産科婦人科学会は会員が原則として協力しないよう指針を改定する。

 この鑑定ビジネスは米国の検査会社が昨夏から始めた。日本では東京と沖縄の2業者が約1年前から始めた。妊娠9週以降に、母親の血液20ccと父親候補の血液5ccを採取し、米国の会社に送り解析する。料金は13万円。従来の羊水を調べる親子鑑定法は、流産のリスクもあり、15週前後からしか使えなかった。

 東京の業者によると、昨年10月に検査を始め、計約130件を鑑定し、6割が女性からの依頼という。担当者は「血液検査は、妊娠週数の早い段階で結果がわかる。今後、依頼者は増えるだろう」と話す。沖縄の業者はこれまでに約20件行ったと説明する。



 そんなに父親が誰かワカラン、というか懐疑的な人がいることに驚きを隠せない…。
posted by さじ at 21:00 | Comment(0) | 生殖

乳がん検診を訴えるピンクリボン運動、スカイツリーもピンク色に。

スカイツリーにもピンクリボン 柔らかな光で検診訴え

 乳がんの早期発見、早期治療の大切さを伝えるピンクリボン運動に賛同し、東京スカイツリー(東京都墨田区)が1日夜、ピンク色にライトアップされた。

 1936台のLED(発光ダイオード)を点灯。リボンをイメージし、柔らかな光の帯がゆっくり動いているように照らした。

 この日は大阪・通天閣や名古屋城もピンク色にライトアップされた。



 やー、あのピンク色のスカイツリー、綺麗でしたね。遠くからでもやわらかーく照らしてくれて、何だか優しい気持ちにさせられる。

 乳がん検診、ホント、人ごとじゃないんで、皆さんちゃんとするようにして下さいね。ホント、早期発見が何よりですよ。
posted by さじ at 02:00 | Comment(0) | がん

2012年10月09日

2012年度のノーベル医学生理学賞は「iPS細胞の山中伸弥教授!」

山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、生物のあらゆる細胞に成長できるiPS細胞を初めて作製した京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長(50)と、ジョン・ガードン英ケンブリッジ大名誉教授(79)の2人に贈ると発表した。

 日本人のノーベル賞受賞は10年に化学賞を受けた根岸英一・米パデュー大学特別教授と鈴木章・北海道大学名誉教授以来2年ぶり19人目。生理学・医学賞では1987年の利根川進・理化学研究所脳科学総合研究センター長以来25年ぶり2人目となる。

 授賞理由について、カロリンスカ研究所は声明で「細胞や器官の進化に関する我々の理解に革命を起こした」と説明した。山中教授は、成熟した細胞が、様々な細胞になり得る受精卵のような状態に簡単に戻す手法を見つけた。

 受賞決定後に京都大学で記者会見した山中教授は「さらにこれから研究を続け、1日でも早く医学に応用しなければならないという気持ちでいっぱいだ」と語った。

 山中教授は06年に世界で初めてマウスの皮膚細胞からiPS細胞を作った。万能細胞と呼ばれ、世界を驚かせた。07年には人間でも作製に成功した。

 従来の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)が受精卵を壊して作るのに対し、iPS細胞は皮膚など体の細胞に4つの遺伝子を入れるだけでできる。生命倫理の問題も回避でき、生命科学や医療応用が広がると期待されている。

 心臓の筋肉や膵臓、目や神経の細胞など様々な細胞に成長できるため、病気やケガで損なわれた臓器を修復する再生医療への応用が見込まれている。患者本人の細胞から作れば、拒絶反応も少ない。

 現代の医学では治療できない難病患者の皮膚などからiPS細胞を作って詳しく調べれば、病気の原因解明や新たな治療法開発につながる可能性も高く、産学連携で研究が始まった。新薬の開発で、実験動物の代わりに薬効や副作用を調べる材料としても使える。

 山中教授の報告以降、世界中の研究者がこぞってiPS細胞研究に参入し、研究開発競争が激しくなっている。遺伝子を2〜3個に減らしても作製可能になった。サルの実験だが、iPS細胞が脊髄損傷や脳疾患のパーキンソン病の治療に役立ったとする成果も相次いで報告されている。文部科学省などが多額の研究予算を投入し、研究推進に力を入れている。

 共同受賞するガードン氏は英国籍。英ケンブリッジ大にあるガードン研究所の責任者で、生命科学の先端研究などを進めている。ガードン氏は62年にカエルを使い、基礎的なクローンの作製に成功した。

 授賞式は12月10日にストックホルムで開く。賞金の800万クローナ(約9400万円)は、両受賞者が半分ずつ受け取る。



 若すぎる。早すぎる。凄すぎる。

 山中教授は、いつかは100%受賞すると思われてきましたが、ノーベル賞は基本順番待ちなので、あと数年は先かなぁと思っていましたが

 やはり革命的すぎるのでしょうか。素敵なまでに早い受賞。本当におめでとうございます。マラソンして資金を稼いだりと、山中教授の忙しさはまだ終わりませんが、全人類の期待の星ですからね、頑張っていただきたいと思います。

 本当に、おめでとうございます!

医学処:2006年度のノーベル生理学・医学賞は「RNA干渉の発見」
医学処:2007年度のノーベル医学生理学賞は「ノックアウトマウス」
医学処:2008年度のノーベル医学生理学賞は「HIV&HPV」
医学処:2009年度のノーベル医学生理学賞は「テロメアとテロメラーゼ」
医学処:2010年度のノーベル医学生理学賞は「体外受精」
医学処:2011年度のノーベル医学生理学賞は「獲得免疫と樹状細胞の発見」
posted by さじ at 22:36 | Comment(0) | 循環

豚レバーを牛の代用にするところが出ているらしい・・・。

豚レバーの生食は危険 厚労省「牛の代用」に警鐘

 豚の生レバーを一部の飲食店が提供している問題で、厚生労働省は4日、加熱を飲食店に指導するよう都道府県などに通知した。消費者が生で食べないよう注意喚起も求めた。豚を生で食べるとE型肝炎やカンピロバクター、サルモネラ菌による食中毒の危険があり、厚労省は「加熱が常識」としている。

 牛の生レバー提供が7月に禁止になり、都市部を中心に豚で代用する店もある。厚労省によると、飲食店が提供した豚のレバ刺しで、過去10年で少なくとも5件の食中毒が発生し、32人が発症している。



 そりゃそうですよねぇ…。

 いや、牛レバーがダメになったから、豚レバーを生でって、一昔前なら考えられないことではないでしょうかね。豚を生でって、規制が裏目に出ているような。

 個人的には牛レバー解禁が一番だと思うんですがね。あくまで自己責任で。美味しいしやっぱ食べたいですもんねぇ。でも豚レバーは恐すぎるから。ここはどうでしょ、管理を徹底するかわりに牛レバー解禁で。
posted by さじ at 21:00 | Comment(2) | 生理

トキソプラズマへの併用療法など、保険適応外の処方を徐々に認めていく方針

適応外薬など5件、必要性高いと判断−トキソプラズマへの3剤併用療法など

 厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」は3日、昨年8、9月に学会などから寄せられた未承認薬や適応外薬の開発要望のうち5件について「医療上の必要性が高い」と判断した。具体的には、トキソプラズマ脳炎を含む重症トキソプラズマ症の治療や再発予防を適応としたダラシン、ロイコボリン(ともにファイザー)と、ピリメサミン(未承認薬、グラクソ・スミスクライン)の3剤併用療法と、ソル・コーテフ(ファイザー)の気管支喘息に対する成人の高用量の用法追加、小児用量の追加など。

 また、トリプタノール(日医工)とノリトレン(大日本住友製薬)の神経障害性疼痛の適応追加については、同検討会議のワーキンググループ(WG)が「必要性が高いとまでは言えない」と判断。同検討会議に検討結果を報告したものの、出席委員からは「要望者とWGの間で、エビデンスとして掲げているガイドラインの解釈に違いがあるのではないか」といった指摘があり、WGで再検討することになった。

 これに関連して意見交換では、同検討会議に出席しているWGの参考人から、「(疾患領域が異なるWG間で)判断基準が非常に大きく異なるのではないかと不安」として、WG同士で「医療上の必要性」を判断する基準を合わせるべきとの声が上がった。



 面白い。こういうのがもっと増えてくれると、赤字になる病院が少なくてすむかもしれません。効果があると知りながら日本の保険で治療すると病院側が赤字を負担することなど、本来ならあってはならないですからねぇ。患者のためにやってるわけですし。
posted by さじ at 15:00 | Comment(0) | 薬理

女子大生が10分間ガムを噛むと、9週で平均1.5kg痩せる。

ガム噛んで 成績アップやダイエット効果、がん予防の報告も

 認知症の進行が止まった、胃ろうが不要になったなどなど。ガムを噛むことでさまざまな病気の治療や予防ができるという研究結果が得られている。専門家によれば、ダイエットやストレスの軽減効果も認められるというから驚き。明らかになってきた「ガムを噛む効果」の秘密に迫る。

 河津歯科医院(東京都新宿区)の河津寛院長は、「子供は噛むことで頭が良くなる」とこう話す。

「幼稚園児や小学生を対象にした実験では、口腔ケアをきちんとしてしっかり噛めるようになった子供のほうが、そうでない子供に比べて、運動能力や学習テストの成績がアップしたという結果が出ています」

 ある実験で女子大生を対象に、10分間ガムを噛ませてから食事させることを続けると、なんと9週間で平均1.5kgも体重が減少した。明治大学理工学部の小野弓絵准教授は、次のように明かす。

「脳には『もっと食べろ』と命令する摂食中枢があります。食前にガムを噛んでおくと、摂食中枢が刺激を受けて『もっと食べろ』という命令を出さなくなる。食べる量を自然と減らせるのです」

 実験では肥満傾向の人ほど、ガムを噛むことで体重と内臓脂肪や皮下脂肪が減った。糖尿病や高血圧といった生活習慣病予防にも役立ちそうだ。

 噛むことには、現代人にとって大敵であるストレスを軽減する効果もある。

「ガムを噛んでいる人と噛んでいない人にヘッドホンで大音量の非常ベルを聞かせる実験をすると、ガムを噛んでいる人のほうが、ストレスを感じたときに血中に放出されるノルアドレナリンなど神経伝達物質の量が比較的少ないという結果が出ました」(小野准教授)

「ストレスを与えたラットの口元に割り箸を出すと、ガリガリと箸がなくなるまで1時間以上噛み続けました。そうしてストレスを発散したラットは不整脈が減ったんです。発がん性物質を投与したラットも、噛むことで、その後の腫瘍の発生率を減らすことがわかりました」(小野准教授)



 アイディア的なアレなんですけど、今の市販のガムよりもっとずっと硬いガムって、売ったら需要あると思うんですけど、どうでしょうか。

 今のガムって、味なくなったら噛み続けてられないのって、軟らかいからだと思うんですよね。昔流行った(今でもあるんでしょうけど)歯みがきガムが、ちょっと硬いかな、と思いましたけど、あれよりもっと硬いまま噛み続けていられるような、噛みごたえのあるガムがあれば、絶対売れると思う。ダイエットにもなるしストレス解消にもなると思う。どうですか。
posted by さじ at 10:00 | Comment(0) | 生理

延髄のグリア細胞が呼吸の動きに繋がることを発見する。

呼吸のリズムは脳の細胞がコントロールしている。

 呼吸のリズムをコントロールしている脳の細胞群を突き止めることに、国立病院機構村山医療センター(東京都)や東京大などのグループが動物実験で成功した。睡眠時無呼吸症候群などの治療法開発につながると期待される。英国の生理学専門誌で1日発表した。

 同センターの岡田泰昌室長らは、後頭部の下方にある延髄のうち、呼吸との関連が指摘されている領域に注目。ラットの延髄を切り出して、この領域と呼吸リズムとの関連を分析。その結果、延髄にある特殊な細胞(グリア細胞)の一部が、呼吸の吸い込み動作に連動する神経細胞などに、1秒弱さきがけて活動することを発見。さらに、光が当たるとグリア細胞が活動するよう遺伝子改変したマウスで、延髄に光をあててみると、呼吸と連動する神経細胞が活動した。

 研究チームは、グリア細胞の一部にペースメーカーのような役割があり、その細胞が活動すると神経細胞に信号が送られ、呼吸の動きにつながると結論づけた。



 延髄に呼吸中枢があるのは知られていますが。このペースメーカーの役割を活性化することが出来ればSASももっと良くなるのかも。今はC-PAPなどで対症療法的に治しているのが主体ですしね。
posted by さじ at 09:00 | Comment(0) | 呼吸

肝内胆管がんは、肝細胞が直接がん化して発症する。

胆管がんは肝細胞が変化 九大解明、治療法開発に道

 肝臓がんの中でも治療が難しく、死亡率が増加している「肝内胆管がん」は、肝細胞が直接、がん化して発症することを九州大生体防御医学研究所の鈴木淳史准教授(幹細胞生物学)らが突き止め、米科学誌電子版に2日、掲載された。胆管ががん化するとの定説を覆す発見で、新たな治療法の開発に役立つという。

 肝内胆管がんは治療法が限られ、腫瘍を完全に切除できた場合も5年後の生存率は40%程度。肝臓の内部で胆汁を運ぶ胆管が、直接がんになるというのが定説だった。



 へーー。胆管からじゃなくて肝臓からかー。専門外なんでアレですけれど、ってことは肝臓癌ですよね、治療法も変わってくるんじゃないでしょうか。
posted by さじ at 08:00 | Comment(0) | がん

世界一細い0.18mmの注射針を岡野工業が開発する。

世界で最も細い注射針

 1日に数回、インスリンを注射している糖尿病患者は日本で約100万人いるという。ほかに、成長ホルモンやワクチンなどを自己注射している患者もいる。こうした人たちの肉体的、精神的な負担を軽くしようと、医療機器メーカー「テルモ」(東京都渋谷区)が世界で最も細い注射針を開発した。

 先端部の直径が0.18ミリメートル(mm)のこの注射針は、同社が金属加工の「岡野工業」(東京都墨田区)と開発し、「痛くない注射針」として2005年に販売した注射針よりもさらに0.02mm細い。

 針はステンレス板を筒状に丸めて成形し、薬剤を抵抗なく注入できるように外径・内径とも根元で太く、先端に行くほど細い。皮膚への挿入をよりスムーズにするため、針の先端が日本刀の切っ先のような非対称刃面構造に加工している。

 新しい注射針は従前品よりも直径が10%細くなった分、ヒトの皮膚表面に1平方センチメートル当たり100-200個の割合で存在する「痛点」に触れる可能性が低くなり、痛みを感じにくいという。



 これはありがたいですねぇ。毎回刺すものですから、できるだけストレスないほうがいいですしね。

 最近、採血の時の痛みが減ったような気がするんですけど、やっぱりコツは「刺しているところを観ない」ことです。相手に採血の手技のプレッシャーを与えないことが、一番な気がします。相手もそのほうが集中して手技行えますしね。患者としてみるとやっぱりこれが一番だなぁと。にしてもこの前の職員検診の看護師さん、うまかったなぁ。チクリともしなかった。
posted by さじ at 07:00 | Comment(0) | 内分

もやもや病の専門外来を国立循環器センターに開設する。

珍しい「モヤモヤ病」の専門外来を設置へ 国立循環器センター

 大阪府吹田市の国立循環器病研究センターは24日、脳内の細い血管が異常に増える難病「モヤモヤ病」の専門外来を設置すると発表した。開設は10月1日付で、診察日は毎週水曜日。センターによると、モヤモヤ病の専門外来設置は全国的にも珍しい。

 センターの中川原譲二・脳卒中統合イメージングセンター部長は「脳ドックでモヤモヤ病が見つかる例が増えており、患者の受け皿になるようにしたい。患者を長期的にフォローして社会的支援にもつなげたい」としている。

 モヤモヤ病は、脳の太い動脈が細くなったり詰まったりしたために起きる。脳血管の造影検査をすると、増加した血管がもやもやと“煙”のように見えることから名付けられた。

 子供から大人まで幅広い年代で発症し、国内の推定患者数は約7500人。日本人に多いが原因ははっきりせず、意識障害や脳出血が起き、重症の場合は死に至ることもある。



 もやもや病。英語でもモヤモヤ。しっかりした検査を行うことで、発見されることが増えてきてるんでしょうか。専門外来があると患者も専門機関に集中できて安心ですね。
posted by さじ at 06:00 | Comment(0) | 脳神

夕食が遅いと体内時計が混乱し糖尿病や肥満になりやすい。

遅い夕食やっぱり太る…体内時計混乱、早大実験

 夕食の時間が遅いなど食事の間隔が乱れていると、体内時計がずれることを、早稲田大学の柴田重信教授(薬理学)らの研究チームがマウスを使った実験で明らかにした。

 人間では体内時計の混乱によって肥満や糖尿病になりやすいことが分かっており、規則的な食事が肥満予防につながるという。11日から京都市で開かれる日本肥満学会で発表する。

 生物の体内時計は細胞中の時計遺伝子で制御されている。1日は24時間だが、体内時計の周期は少しずれているため、光や食事によって補正し、1日のリズムを作っている。柴田さんらはマウスに1日3回の食事を与え、腎臓と肝臓の時計遺伝子の働きを計測し、体内時計のリズムを調べた。

 その結果、人間の朝7時、正午、夜7時に相当する時間に食事を与えた場合は、1日で最も長い絶食時間の後にとる朝食で体内時計がリセットされることが分かった。この朝食の時間が1日の活動リズムを規定する重要な役割を果たしている。



 メシはしっかり食え、ってことですね。

 まぁ私も案外食べられてないですが…。朝バナナにめちゃくちゃハマってますが…。本当は食べないとあかんのですけれどね、なかなか。いやこれ投稿したら毎日食べるようにします。ちゃんと早起きします。
posted by さじ at 05:00 | Comment(0) | 消化

オーガニック食品と一般食品を比べてみた。

オーガニック食品と一般食品、どちらを買うべき? 米研究

 有機栽培されたオーガニック食品を一般の食品と比べた場合、残留農薬が検出される確率はオーガニック食品の方が少ないものの、ビタミンやミネラルの含有量は一般的な食品と変わらないという研究結果が3日の米医学誌に発表された。

 スタンフォード大学などの研究チームによると、有機栽培の果実や野菜は、一般的な農産品に比べて残留農薬による汚染のリスクが約30%低いことが分かった。米国と欧州の農産品のうち、オーガニック製品では約7%、一般的な製品では約38%から残留農薬が検出されたという。

 一方、非オーガニックの豚肉や鶏肉では、抗生物質の耐性菌などのリスクが33%高いことが判明。これは一般的な畜産農家で抗生物質が日常的に使われていることと関係がありそうだとしている。さらに、オーガニックの牛乳や鶏肉にはオメガ3脂肪酸が多く含まれることも分かった。

 ただ、この研究を行ったスタンフォード大学のクリスタル・スミススパングラー氏は、健康のためにオーガニック食品を買った方がいいかどうかの判断にはさまざまな要因が絡むため、単純に答えは出せないと話している。同氏自身はオーガニック食品と一般的な食品の両方を買っているという。



 まぁ、実際どうなのかっつーと、微妙ですよね。身体に良さそうーってだけで買っても、本当はどうなのかわからんですし。お好きなほうを御買い下さいとしか言いようがないです。ちなみに私もこだわらん派です。
posted by さじ at 04:00 | Comment(0) | 内分

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの画期的治療薬エテプリルセンとは

難病・筋ジス治療に光 新薬治験で歩行能力改善

 筋力が衰えて歩けなくなったり、心不全や呼吸不全のために20代で死亡したりすることが多い進行性の難病、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療薬ができそうだ。米サレプタ社が米国で行った新薬の小規模臨床試験で、患者の歩行能力の改善などが確認された。

 この病気は、筋肉を作るジストロフィンというたんぱく質が体内で合成されず、筋肉が壊れることで起きる。ジストロフィンの設計図に当たる遺伝子に変異があるためで、根本的な治療法は見つかっていない。

 だが遺伝子の変異部分を読み飛ばす(無視する)作用を持つ薬ができれば、正常に近いジストロフィンの合成が期待される。このアイデアは「エクソン・スキップ」と呼ばれ、今回の新薬エテプリルセンも、これに基づいて開発された。



 こんな凄いことが投薬で何とかなってしまうってのが凄い…医療の進歩って目覚ましいですね。この読み飛ばしの技術使えば神経変性疾患だいたい良くなっちゃうんじゃなかろうか。多岐にわたって活躍しそうだわ。
posted by さじ at 02:00 | Comment(0) | 脳神

統合失調症のMRIでは視床から前頭葉への神経線維が細くなっている。

統合失調症、脳神経の一部に異常 京大グループ特定印刷用画面を開く

 統合失調症の患者の脳に神経などの異常があることを京都大医学研究科の村井俊哉教授や宮田淳助教、大学院生の久保田学さんたちのグループがMRI(磁気共鳴画像装置)の画像解析で突きとめた。統合失調症の発症メカニズムの解明や治療法の開発につながる成果で、米精神医学専門誌で4日発表する。

 脳の奥にあり、脳内のさまざまな情報を統合する「視床」から、大脳で思考や意欲をつかさどる「前頭葉」に伸びている神経の束「神経線維」を見ると、患者の神経線維は細く、神経が結合する部分の大脳皮質が薄くなっていた

 視床から前頭葉への情報伝達がうまくいかず、その結果として、情報を受け取る皮質の厚みも薄くなった可能性がある。久保田さんは「これらの神経や皮質に作用する薬剤が見つかれば、統合失調症の新たな治療薬として期待できる」と話している。



 全てが解明されていないだけで、統合失調症は奇妙な病気でも何でもない、神経の病気なんですよねぇ。日本ではまだまだ偏見多いですけれど。

 こういうのが少しずつ分かってくると、治療法も確立されてくるんでしょうけれどね。頑張っていただきたい。
posted by さじ at 01:00 | Comment(0) | 精神

血友病患者の止血効果を上げる新しい抗体を開発する。

血友病:止血効果もつ新抗体を開発…奈良県立医大など

 血液を固める凝固因子が先天的に乏しく出血が止まりにくい血友病に、止血効果をもたらす新しい抗体を、中外製薬と奈良県立医科大のチームが開発し、動物実験で確かめた。30日付の米科学誌ネイチャーメディシン(電子版)に掲載された。

 血友病Aの患者は、止血に必要な12の血液凝固因子のうち、第8因子が不足している。患者がもともと持っている別の2種類の因子を結合すれば、第8因子と同様の効果を発揮することは知られていたが、結合は難しかった。

 チームは、遺伝子組み換え技術を使って、2種類の因子をつなぐ役割を果たす「hBS23」と呼ばれる抗体を開発。第8因子を欠いたサルに投与すると、しないサルと比べて約1.3倍の止血効果があった。

 血友病は患者はほとんどが男性で1万人に1人の確率で発生し、うち8割が血友病Aとされる。欠損した第8因子を注射する治療法はあるが、患者の3割は、注射した因子を異物と認識して攻撃する抗体ができて治療が難しかった。hBS23は、攻撃する抗体ができても止血できた。



 一度出血すると、普通は血が固まってくれますが、それが固まらないという病気、それが血友病です。

 この治療で日常生活が楽に送れるようになると、病気におびえることなく生活できるようになると思うので、是非普及してほしいと思います。
posted by さじ at 00:00 | Comment(0) | 内分

2012年10月08日

ジェネリックだと医師の6割が効果に疑問を感じているらしい。

ジェネリック医薬品、6割の医師が効果に疑問

 医師向けのコミュニティーサイト「メドピア」を運営する株式会社メドピアは、ジェネリック医薬品(後発医薬品)について、効果に疑問を感じている医師が6割以上に上るとのインターネット調査の結果を発表しました。

 産経新聞の報道によると、調査は5〜6月、インターネット上で行なわれ、医師2763人から回答があったそうです。それによると、後発品の効果が先発品よりも「乏しい」または「乏しいことがある」と答えた医師は合わせて64%で、「同等」とした25%を大きく上回っていたそうです。

 調査に回答した医師からは「アレルギーが増えた」「先発品ではなかった副作用が出た」というコメントも見られ、後発医薬品の課題が明らかになった格好です。一方で「信頼のおける会社のものであれば先発品と変わらない」などの意見もありましたが、「後発品にも臨床試験が必要」など簡略化された審査項目の見直しを求める声も多く見られたそうです。

 ジェネリック医薬品は特許が切れた先発薬と同じ有効成分などを持つ薬で、先発薬の5〜7割程度の価格で流通しています。



 理論的には、というか、全く同じ製法で作られたわけではない以上、アレルギーなどの副作用は出ても不思議ではないと思うのですが、個人的には使っていて効果が違うとか、今まで使っていたのに新たに副作用が出たとか、そういう経験はないもので、ジェネリックだからどうという気はしません。

 まぁちゃんと臨床試験はしたほうがいいとは思いますけれどもね。何かあってからじゃ遅いですし。
posted by さじ at 23:00 | Comment(0) | 薬理

ミトコンドリアの機能が低下すると良性腫瘍の癌化を招く。

ミトコンドリア機能低下、がん化招く=生きたハエで確認−神戸大

 細胞内でエネルギー合成を担うミトコンドリアの機能が低下すると、良性腫瘍のがん化を招くことを、井垣達吏神戸大准教授らの研究チームが生きたショウジョウバエを使って解明した。英科学誌ネイチャー電子版に1日発表した。

 研究チームによると、ミトコンドリアの異常ががん化に関わっていることは知られていたが、生体内でメカニズムが確認されたのは初めて。このメカニズムを抑制すれば、新たながん治療の開発につながる可能性があるという。



 へー。ミトコンドリアが活性化(つっても恐ろしい話ですけど)し続けるような工夫があればいいんでしょうかね。運動とか?ですかね。逆にミトコンドリアが影響しているとすると、癌の遺伝も母方からのほうが多い?
posted by さじ at 18:00 | Comment(0) | がん

延命治療について事前に対話しておく試みを始める。

延命に治療について

 終末期に人工呼吸器や胃ろうなどの延命治療を希望するかどうか。高齢者医療の先端治療研究施設、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は近く、患者が家族、医療関係者と話し合って最期の迎え方を決め、それに沿った治療内容やケアを行う仕組みを導入する。これまで「無駄な延命」を希望しない意思を事前に示す取り組みはあったが、対話を通じて治療内容や最期の迎え方まで決める取り組みは初めて。

 年齢や病状の重さにかかわらず、全ての入院・通院患者の希望者を対象とする。計画によると、まず患者は、家族を交え、研修を受けた看護師らと面接し、治療の内容や予測される効果などの説明を受ける。その上で、最期の治療方針などを決め、電子カルテなどに記録する。

 延命治療については、心肺蘇生法や人工呼吸器、胃ろうなどの人工栄養などを、希望するかどうか三つの選択肢から選んでもらう。本人が判断できなくなった時、決定をゆだねる家族などの代理人を決めておくこともできる



 死期が迫るとき、一体その人の人生において何が一番大事なことなのか、それを考えなければなりませんね。例え点滴1つにしても、治る可能性がなく苦しませるために生きながらえさせるだけの代物が果たして何の意味があるのか、と常に考えてしまいます。しかし決めるのは医師ではなく患者、という時代が来ております。こういう試みは大変画期的です。エンディングノートなんてものが流行っているようですが、医療現場においても具体的にどのような死をのぞむのか、予め定めておくことも必要なことかもしれません。
posted by さじ at 16:19 | Comment(0) | 介護

名古屋市の中学校に精神科医を試験的に配置する。

中学校に精神科医を試験配置 名古屋市、学校の要望受け

 名古屋市は10月から、児童精神科医を中学校1校に校医として試験的に配置する。学校側へのアンケートで要望が高かったことを受けて実施する。市教育委員会は「身近に相談できる校医がいれば、先生や生徒の安心感にもつながる」と効果を期待する。

 精神科の校医が常駐するのは、緑区の市立滝ノ水中。藤田保健衛生大の40代の男性医師が派遣される。同校では、生徒のうつ病や発達障害を早期発見するため、アンケートなどを年に数回実施する。試験配置の期間は未定だが、市は今後、他校への拡大も検討する。

 市は8月に市内全110の市立中学校にアンケートを実施。「過去3年間に精神科医に相談したい事案があった」と回答した学校は約6割の67校に上った。また、「保護者や生徒が精神科医に相談したいと話すのを聞いたことがある」と答えた学校も5割に上ったことから試験配置を決めた。



 生徒のうつ病って。中学生の、本物のうつ病なんて、いるのかなー。

 発達障害を発見するなら、小学校に常駐したほうがいいと思うし。

 多感な年頃だから、とりあえずメンタルの専門家を置きたいってところなんでしょうか。いじめや受験疲れで抑うつ状態になった生徒のケアをしてもらうというか。まぁそういう意味では大きな意味あると思いますけど、本当は偏見持たずに精神科を受診してもらうのが一番ですけどね。そういう理解のある聡明な親御さんもなかなかいないので早期発見が遅れてしまうんでしょうけれども。
posted by さじ at 16:12 | Comment(0) | 精神
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