2011年06月20日

コーヒーを沢山のむと前立腺がんのリスクは減少する。

前立腺がんリスク減少にコーヒーが効果、米研究

 前立腺がんの予防については、コーヒーはたくさん飲むほど良いとする研究結果を17日、ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)が発表した。

 コーヒーをまったく飲まない男性に比べて、1日6杯以上のコーヒーを飲む男性のほうが、死に至る前立腺がんにかかるリスクは60%、前立腺がん自体が発現するリスクも20%低いことが、この研究で明らかになった。1日1〜3杯のコーヒーでも、死に至る前立腺がんにかかるリスクは30%低かった

 カフェイン含有の有無による効果の差はなかった。研究者たちは、コーヒーの成分が持つ抗酸化作用や抗炎症作用と、前立腺がんリスクの低下に関係があるのではないかと考えている。

 前立腺がんは米国の男性に最も多く診断されるがんだが、すべてが致死性というわけではなく、早期に血液検査で発見できる。

 コーヒー常用者における前立腺がんリスクの低下は、喫煙や運動不足など、がんリスクが増大するとされる他の要因を加えても認められた。



 中世より愛飲されるコーヒー。嗜好品ながら、結構身体には良さそうです。(アメリカでもカフェインレスが進んでいると聞きますが)

 前立腺癌は、血液中のPSAが上昇して初めて「針生検」をやり診断が確定することもザラですので、中年以降の男性は一度泌尿器科を受診されるといいかと思います。
posted by さじ at 09:20 | Comment(8) | TrackBack(0) | がん

ある化合物の投与で筋ジストロフィーの進行を遅らせる。

筋ジストロフィーの進行抑制に成功 神戸大など 

 全身の筋肉が萎縮し動けなくなるデュシャンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の進行を、特定の低分子化合物の投与によって遅らせることに、神戸大などの研究グループ(代表・松尾雅文神戸大名誉教授)が、患者の細胞実験で成功した。治療薬の開発に役立つ成果という。11日付けの英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表する。

 DMDは、筋肉を維持するタンパク質「ジストロフィン」が失われる遺伝性の疾患。松尾名誉教授らはこれまでに、ジストロフィンの働きをするタンパク質の産生を促す高分子化合物の注射治療で、運動機能が向上するなど一定の効果を実証した。しかし、高分子化合物が体内に吸収されにくい欠点があった。

 今回、同様に効果が見込まれていた低分子化合物を、患者の男児から採取した筋肉細胞に投与したところ、ジストロフィンに似たタンパク質の産生を促すことが分かった。今後、別の患者の細胞でも確認を急ぐ。



 とうとう治療薬の誕生か。遺伝疾患なので、小さいうちから投与すれば機能を失わずに長い間暮らすこともできるようになるかも。
posted by さじ at 09:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神

2011年06月18日

ベンチャー企業モリモト医薬が高齢者向けゼリー薬を開発

簡単に飲める薬:ゼリー状で水なしでOK 大阪の企業開発

 水をきちんと飲めない高齢者でも安全に服用できる薬用新型ゼリー剤を、ベンチャー企業のモリモト医薬(大阪府吹田市、盛本修司社長)が開発した。細長い筒状のフィルムに薬効成分とゼリーを分けて閉じこめ、端を押すとゼリーが薬効成分を包んで口の中に入る。飲料水を確保できない災害現場でも服用できるなど利用範囲は幅広い。18日までドイツ・ベルリンで行われた国際包装学会で発表された。

 薬効成分は粉末か錠剤にすると化学変化を起こしにくく、保存が利く。一方、水分に混ぜると化学変化を起こし、保存が利かない。このゼリー剤は、オブラートとゼリーを混合しないよう、フィルムの中でシールで仕切るために保存が利き、多くの医薬品で適用できるという。

 同社によると、認知症などで水を肺に飲み込んでしまう高齢者が約20%いる。こういった人に錠剤を飲ませる時は、錠剤を砕いて粉末にして葛などでとろみをつけて看護師らが飲ませる必要がある。人手不足の医療や介護現場で問題となっている。

 ゼリーだと食道から胃にゆっくり伝わって落ちるため、誤飲の危険性が少ない。また、錠剤や粉末の薬を嫌がる幼児でもゼリーと一緒に飲むのならば、抵抗は少ないという。

 同社は日米欧などで特許を取得。複数の製薬企業と共同開発を進め、医療用医薬品や一般用医薬品、健康食品への適用を検討している。14年の発売を目指す。将来は数百億円市場に発展すると期待している。



 このベンチャーは成長する。間違いなく。

 薬を飲ませるっていうのは、なかなか大変なんですよねぇ。水を誤嚥してしまう高齢者がいたり、錠剤だと飲まなかったりする人もいたり。

 このゼリー剤で、水を使わずに飲ませることが出来れば安全、確実。
posted by さじ at 04:48 | Comment(3) | TrackBack(0) | 薬理

2011年06月17日

脳卒中のCT・MRI画像をスマートフォンに送信して専門医が読影

スマートフォンで脳卒中の治療支援=医師が検査画像共有―富士フイルム 

 富士フイルムは16日、脳卒中の治療を多機能携帯電話(スマートフォン)で補助する医療機関向けの支援システムを発売した。救急搬送された患者の検査画像などを、複数の専門医のスマートフォンに一斉送信できる。その場にいない医師とも連携し、より適切な診断と治療ができるようにする狙いだ。

 脳卒中は発症後、いかに素早く適切に処置できるかが、生死や回復度合いを大きく左右する。今回のシステムでは、患者の搬送時に専門医が不在でも、当直医が検査画像や手術の様子をスマートフォンに送信し、助言を求めることができる。 



脳卒中患者をiPhoneで遠隔画像診断

 脳卒中で倒れた救急患者の脳の検査画像をiPhone(アイフォーン)で専門医が見て病院外から指示を出すのに役立つ遠隔医療システム「i―Stroke」を富士フイルムが開発し、16日から発売した。

 東京慈恵医大脳神経外科の村山雄一教授のグループとの共同研究。専用のサーバーを病院の検査画像を保存しているコンピューターに接続、匿名のCT(コンピューター断層撮影法)やMRI(磁気共鳴画像)の画像をiPhoneに送信する。専門医は、診療時間外でも、病院外から立体化された画像を見て、当直医に治療法を指示できる。勤務医の過重労働の軽減に一役買うと期待される。

 1施設で導入する場合は約1000万円。同システムを使い、地域の数施設で連携する場合は5000万円程度。同社では、5年で約3200の救急病院の2〜3割に普及させたいとしている。



 今年の日本放射線科学会(震災の影響で中止→・・・と思いきやまさかの「完全ネット講演を実施」)でも似たようなのをやってましたね。

 確かにこれがあれば、専門の放射線科医がいなくても、常勤でいる放射線科医に画像を送って「脳梗塞か否か」を評価してもらうことができます。すると脳梗塞に対して迅速な対応を行うこともできるようになる、と。まさに近代的システム。

 ただ問題は、画像の濃淡を変えられなかったりするみたいですので、微妙なものは微妙なままの画像で送られてしまうというところでしょうか。でも無いよりマシですしいずれそこも改善するのでしょうけれども。
posted by さじ at 14:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神

2011年06月15日

アルツハイマー型認知症に対する貼付剤で理想的薬物濃度を。

「理想的な薬物濃度を保てる」−国内初のアルツハイマー貼付剤で中村祐氏

 香川大医学部の中村祐教授(精神神経医学講座)は6月14日、今夏にも発売が見込まれる国内初の貼るタイプのアルツハイマー型認知症治療薬イクセロンパッチ/リバスタッチパッチ(ノバルティスファーマ/小野薬品工業)について、「緩やかに血中の薬物濃度が上昇し、ほぼ一定の濃度を維持することで、理想的な治療範囲内に保つことができる」と述べた。両社が共催したメディアセミナーでの講演で語った。

 このほか中村教授は、介護者へのアンケート調査結果で、経口剤に比べて貼付剤の方が「とても使いやすい」「やや使いやすい」とした回答が60.6%に上ったことを紹介。アルツハイマー型認知症が進行すると、「服薬管理能力は非常に初期から落ちやすい」などと指摘した上で、「施設などで利用者を介護する場合、人数が多い分、服薬させるだけで多くの時間を使い切ってしまい、本当のケアができないという問題がある」とした。

 イクセロンパッチ/リバスタッチパッチは今年4月に、軽度から中等度のアルツハイマー型認知症の症状の進行抑制の適応で製造販売承認を取得しており、7月に薬価収載される予定。国内のアルツハイマー型認知症治療薬としては4製品目で、発売済みのエーザイのアリセプト、ヤンセンファーマのレミニール、第一三共のメマリーがいずれも経口剤なのに対し、貼付剤であることが特長だ。



 服薬コンプライアンスといって、毎日しっかりと決められた薬を飲めるかどうか、というのも治療の際には重要です。

 アルツハイマーなどの、自身でなかなか服薬管理ができない場合、経口で飲ませるのも一苦労。

 介護者にとって「貼るだけ」で良いこの薬はまさに画期的なものでしょう。こういう薬が広くでまわるといいんですけどねぇ。
posted by さじ at 10:05 | Comment(3) | TrackBack(0) | 介護

2011年06月14日

糖尿病新規患者の24%にDPP−4阻害薬を処方。

新規患者の24%にDPP−4阻害薬を処方−2型糖尿病で医師の意識調査

 新規に薬物治療を開始する2型糖尿病患者の24%にDPP-4阻害薬を含む処方をすると医師が考えていることが、日本ベーリンガーインゲルハイムと東京医科大内科学第三講座の小田原雅人主任教授が共同で実施した意識調査の結果で分かった。ベーリンガーが5月30日に東京都内で開いたプレスセミナーで明らかになった。小田原教授はセミナーで講演し、「DPP-4阻害薬はまだ新しい薬だが、医師の関心は非常に高い」と述べた。

 調査は、最近1か月に80人以上の糖尿病患者に薬物治療を行っている「糖尿病専門医」99人、20人以上に薬物治療を行っている「非専門医」130人(腎臓内科44人、そのほか86人)の計229人が対象。今年3月24日から4月1日まで、インターネット上で実施した。

 新規に薬物治療を開始する2型糖尿病患者が100人いると考えた際、どの種類の薬を、どれくらいの割合の患者に処方するか(併用療法含む)を質問したところ、その平均値は、▽DPP-4阻害薬24%▽スルホニルウレア剤23%▽ビグアナイド系薬剤23%▽α-グルコシダーゼ阻害剤21%▽チアゾリジン系薬剤10%▽インスリン9%▽速効型インスリン分泌促進剤8%▽GLP-1受容体作動薬2%-となった。

 DPP-4阻害薬を含む処方が有効と考えられる新規患者の割合は、「糖尿病専門医」が24%、「非専門医」が25%で大差はなかった。

 DPP-4阻害薬は、インスリンの分泌を促進する消化管ホルモンのインクレチンを分解する酵素であるDPP-4を阻害する。現在、国内にはジャヌビア/グラクティブ(MSD/小野薬品工業)、エクア(ノバルティスファーマ)、ネシーナ(武田薬品工業)があり、ベーリンガーでもリナグリプチン(成分名)を承認申請中。



 他の薬と違って全く新しい作用であったりするところもウケている理由の1つだとは思いますが、更に効果が「マイルド」なのがやっぱりウケているんでしょうかね。低血糖のリスクがあまりないといいますか。

 糖尿病の新薬もかなり多く出てきているので、日進月歩だなと感じさせられますね。
posted by さじ at 17:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分

多忙な手話通訳者を悩ませる、頸肩腕障害について

激務改善なく…手話通訳者、5人に1人が「頸肩腕障害」

 耳が聞こえない人に言葉を手話で伝える「手話通訳者」の約8割が肩凝りを訴え、5人に1人が「頸肩腕障害」を発症している可能性が高いことが、「全国手話通訳問題研究会」(京都市)の調査で分かった。20年前と比べほとんど改善していない。手話通訳者は首相会見の同時通訳など専門性が高いが、見た目以上に仕事はハードだ。研究会は、仕事の質の割に待遇と人手が十分でないことが原因とみている。

 頸肩腕障害は、同じ姿勢のまま繰り返し手を使い続けることで、凝りやしびれに加え体のだるさや吐き気、睡眠障害などを引き起こす職業病。手話通訳者のほか、保育士やOA機器を使う会社員も発症する。

 調査は昨年9月、全国の手話通訳者1535人を対象に実施。首、肩、腕、手のどこかに常に痛みやしびれを感じている手話通訳者は20.2%で、10年前の調査(20.4%)の横ばい。20年前(24.2%)からも改善されていなかった。

 また、痛みやしびれを伴う頸肩腕障害の前兆となる凝りは「いつも」と「時々」を合わせると肩79.8%、首68.0%にのぼったほか、目の疲れを訴える人も77.8%にのぼった。

 研究会の森川美恵子理事は「専門的な仕事なのに、待遇が悪く、なり手がいないから、特定の人に仕事が集中する。健康問題を解決するには、社会の理解が欠かせない」と話している。

 健常者の話を手話に変え、聴覚障害者の手話を話し言葉に置き換える専門職。手話通訳技能認定試験を合格した厚生労働大臣公認の「手話通訳士」のほか、都道府県などに認定される人もいる。今年2月1日現在の手話通訳士は2614人。



 3000人にも満たないんですねぇ。そりゃ結構な重労働になりそう。何せ会話を身振り手振りに変換するわけですからね。

 待遇改善というよりも成り手を増やすしかなさそうですが。
posted by さじ at 09:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | 介護

2011年06月13日

救急隊が病院名を間違えて到着が遅れ、男性死亡。

病院名間違え到着遅れ、男性患者死亡 札幌

 札幌市消防局は12日、指令情報センターの男性指令員が救急搬送の受け入れ病院名を誤って救急隊員に伝え、救急車の病院到着が約10分遅れるトラブルがあったと発表した。搬送された男性は病院到着後に死亡が確認された。消防局は到着遅れと死亡の因果関係について調査を始めた。

 消防局によると、11日夕に札幌市北区に住む50代男性の妻から「夫が『胸が痛い』と言っている」と119番があった。間もなく救急隊が到着し心肺停止状態の男性の搬送を始めたが、指令員は受け入れ先と別の病院名を救急隊に伝えた。向かっていた病院から到着直前に「要請を受けていない」と連絡があり、ミスが発覚。そこから方向転換して受け入れ先に向かった。

 その結果、搬送距離は約6キロ長くなり、到着は約10分遅れた。指令員は「119番が相次いであり、混乱して間違えた」などと説明しているという。遠藤敏晴消防局長は「市民の信頼を損ね大変申し訳ない。経過を詳細に検証する」とコメントした。



 批判覚悟で言うならば、

「ミスしたほうは勿論悪いけど、そもそもの原因は119番が安易に使われていることだよね」

 いや実際ミスはミス。大いに反省すべきだけど、あのシステムってのかね、間違えてもおかしくないんじゃないかと思うんだけど。カーナビに自動的に表示されるシステムとかできないもんかね。
posted by さじ at 17:23 | Comment(3) | TrackBack(0) | 救急

2011年06月07日

聖マリアンナ医大皮膚科学研究所発、ほうれい線専用美容液

聖マリ医大の研究が凝縮「ほうれい線」専用美容液

聖マリアンナ医科大学の皮膚科学研究から生まれた(株)ナノエッグの化粧品シリーズ『マリアンナプラス』のほうれい線専用美容液『豊麗』が爆発的人気を呼んでいる。昨年末の発売開始以来、既に3万5000本を出荷。購入者に行ったアンケートでは82%が「使ってみてよかった」と答えた一品だ。横浜市のS・Mさん(53)は「はっきりしていたほうれい線が最近は薄くなってきました。目の下から鼻の脇まで使うと効果が高まったように感じます」と感想を寄せる。

 豊麗には、ビタミンCやEの約400倍の抗酸化作用があるα―リポ酸を独自技術で極小カプセル化した「α―リポエッグ」が配合され、肌に刻まれたシワの改善が期待できる。更に、使い続けることでヒアルロン酸とコラーゲンの体内での産生をサポートしてくれる。



 現役の医科大学発のベンチャー化粧品。その効果はなかなか高いらしく(お値段も高めではありますが)、結構な長期ヒット商品とか。
 
 ほうれい線という、中年女性の悩みの種も、要するに加齢によって水分やその他もろもろがなくなった状態。下手なことをせずクリーム等でサポートすればまだまだ蘇るのでしょう。

医学処:聖マリアンナ医科大学の研究者による化粧品ベンチャー「ナノエッグ」
医学処:肌の内側から状態を改善させる乳液、マリアンナ
posted by さじ at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚

2011年06月06日

ある種の遺伝子異常で、先天性多毛症になる。

中米研究者、先天性多毛症患者に共通の遺伝子異常発見

 米国の南カリフォリニア大学はこのほど、同大の研究員と中国の北京協和医学院が共同で行った研究で、ある種の遺伝子異常が先天的に体に過剰に毛が生える多毛症を引き起こす可能性があることが分かったと発表した。

 協和医学院の張学教授らのチームが、米国人類遺伝学会の最新の機関誌で研究結果を発表。複数の患者のX染色体に同様の異常を発見したという。



 確かに遺伝子異常のある人が多毛ってのは、分かる気がしますね。

 これはただ「多毛」なだけなのか。
posted by さじ at 16:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 皮膚

2011年06月03日

勤務外でラインさして救命処置。。。停職6か月

勤務外で救命処置 停職6か月

 茨城県石岡市の消防本部の救急救命士の男性が、勤務が休みだったことし4月、交通事故の現場で救命処置を行っていたことが分かりました。法令では、救命処置を勤務時間外に行うことは認められておらず、消防本部は、この救命士を停職6か月の懲戒処分としました。

 懲戒処分を受けたのは、石岡市消防本部の救急救命士で54歳の男性です。石岡市消防本部によりますと、救命士の男性は、勤務が休みだったことし4月、静岡県の東名高速道路で交通事故の現場に居合わせた際、けがをした男性の腕に注射針を刺すなどの救命処置を行ったということです

 法令では、救命処置を勤務時間外に行うことは認められておらず、処置をとる際に本来は必要とされる医師の指示も受けていなかったということです。また、注射針などは、業務以外に持ち出しを禁じられた消防本部の備品だったということです

 石岡市消防本部は、法令に抵触する可能性が高いとして、救命士を先月31日付けで停職6か月の懲戒処分にし、男性は依願退職しました。消防本部の調査に対して、救命士は「震災後、同じような事態が起きた際に、すぐに処置できるよう備品を持ち出していた。注射をしたのは、搬送先の病院ですぐに手当てを受けられるようにするためだった」と話しているということです。石岡市消防本部は「人命救助を目的とした行動であっても許されないことで、再発防止に努めていきたい」としています。



 まあ法律でそうあるなら仕方ないかもしれないけど・・・罰則厳しすぎませんかね。

 
posted by さじ at 18:23 | Comment(4) | TrackBack(0) | 救急

携帯電話を使い続けると脳腫瘍のリスクになるとWHOが肯定

携帯電話に脳腫瘍リスク=因果関係の可能性―WHO

 世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC、本部仏リヨン)は31日、電磁波とがん発症の因果関係調査結果として、携帯電話の頻繁な利用で脳腫瘍のリスクが高まる可能性があるとの見解を示した。

 IARCは、携帯電話の長時間利用と脳にできる腫瘍である神経膠腫や聴神経腫瘍の因果関係について「何らかのリスクがある可能性があり、今後も注視が必要」と指摘した。脳以外への発がん性は確認できないとしている。 



 マジですか。

 驚きの結果。本当にこうなるとすると30年後とかかなりとんでもないことになるのでは。

 30年後に驚きの脳腫瘍発生率があって、そこではじめて「携帯をやめよう」なんてことになると、「煙草」の二の舞ですからね・・・。
posted by さじ at 11:17 | Comment(3) | TrackBack(0) | 脳神
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