2010年01月19日

Wii Fitの消費カロリーは家事労働よりも少ない。

任天堂「Wiiフィット」より家事のほうが運動効果高い

11日(現地時間)、英テレグラフ紙は家事労働と「Wiiフィット」のカロリー消耗程度を実験測定した結果、清掃など家事労働のほうがカロリーの消耗が多かった、と報じた

「コンピューティング」誌の研究チームは実験参加者を4つのグループに分け、各グループに10分間、家事(2種類)・ランニングマシン・Wiiフィットをさせた。

この結果、ランニングマシンの使用者は115カロリー、浴室の清掃者は34カロリー、真空掃除機の使用者は42カロリーを消耗したが、「Wiiフィット」の使用者は24カロリーの消耗にとどまった

同誌の関係者は「保健省はWiiフィットを健康ゲームとして広報しているが、減量しようという人には大きな効果がない」とし「むしろ掃除など一般的な家事労働のほうが大きな運動効果を示した」と述べた。

サッカー球団ウェストハム・ユナイテッドの個人トレーナー、アンドリュー・コネリー氏は「Wiiフィットはゲームとして購入する価値はあるが、運動器具として価値があるとはいえない」と指摘した。

コネリー氏は「脂肪1ポンド(約0.5キロ)を燃やすためには3500カロリーを消耗しなければならず、全身運動が必要だが、Wiiフィットは上体の動きが少ないため脂肪を減らすには効果的でない」と説明した。



 楽しんで、毎日継続できるような軽い運動ができる、という点は評価していいと思うんですけれども。

 まあブンブン手を振って、脚もそこまで上げるわけではないので、家事に比べたらカロリー消費はないでしょうねぇ。主婦の方々の日々の労力には脱帽せざるをえません。

 というか本気でダイエットしたいなら、卓球すりゃいいんですよ。あんなに楽しくて継続的に運動できるものはないです。台がない、相手がいないとできないというデメリットはありますが。


posted by さじ at 02:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | 生理

通常の3倍の鉄分を含む白米をつくる。

遺伝子組み換えで鉄分3倍のコメ 貧血改善の効果も

 白米の状態で通常の3倍の鉄を含む鉄分豊富なイネを遺伝子組み換えで開発したと、石川県立大や東京大、韓国、デンマークの大学のグループが13日、発表した。このコメを貧血のマウスに食べさせたところ症状が改善し、人間の鉄欠乏性貧血にも効果が期待されるとしている。

 遺伝子組み換え食品に当たるため、日本で人間が食べるには国の安全審査を通らなければならず、実用化はかなり先。だが、世界人口の約半分が鉄欠乏の貧血だとされており、グループの西沢直子石川県立大教授は「将来、特に状況が深刻な発展途上国で貧血を減らすために使われれば」と話している。

 グループは、イネの中で鉄を運ぶアミノ酸や、土壌から鉄を取り込む物質をつくるための遺伝子をよく発現させる役割を持つ遺伝子を組み込んだイネをつくって育てた。

 実ったコメを白米にして分析すると、通常の約3倍の鉄が含まれていることが判明。貧血のマウスにえさとして与えると、二週間で鉄不足の状態が解消されたという。



 女性の場合は毎月生理で血を失うこともあり、鉄欠乏性貧血になりやすいとされています。鉄分を摂ればいいんですけれど、食の欧米化、そして外食中心になってしまうとなかなか摂取する機会はないですよね。

 そこでコメに最初から鉄分を多く含んでやろうとうこの研究。遺伝子組み換えなのでまぁ日本では倦厭されるでしょうけれど、鉄欠乏性貧血で悩む方々からすれば食が治療になるという画期的な代物。
posted by さじ at 02:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生理

WHO、煙草の次はアルコールの規制に乗り出す。

たばこの次はアルコール、広告など規制 WHOが指針案

 世界保健機関(WHO)は、アルコールが健康や社会に与える害を防ぐための規制指針案をまとめた。酒類メーカーの広告やスポーツイベントのスポンサーになることの規制、安売りの制限などを含む。20日のWHO執行理事会で合意される見通しだ。

 具体化は各国の自主性に委ねるが、WHOがたばこに次いで対策に乗り出すことで、アルコール害への意識が国際的に高まるとみられる。

 この指針は「アルコールの有害な使用を減らす世界戦略」。WHO事務局案は「年250万人の死因に関係する」と警鐘を鳴らす。

 本人の健康だけでなく、交通事故や暴力、自殺などにも注目。とくに若者への悪影響を心配し、広告や販売のあり方を改めるべきだとして、コストを下回るような安売りや飲み放題を禁止または制限するよう求めている。

 未成年者に酒を買いにくくする措置も呼びかけている。日本で普及している自動販売機なども規制対象になりそうだ。課税や最低価格制による酒の価格引き上げが「最も効果的」とも述べている。

 指針は、WHO加盟国への法的拘束力は持たない。各国は地域性や宗教、文化などに合わせて対策を選べるが、その進展について定期報告を求められることになる。

 「世界戦略」づくりは2008年のWHO総会で決まった。議論には加盟国だけでなく、NGOや酒業界も加わってきた。執行理事会の後、5月のWHO総会で採択される見通しだ。

 WHOは1980年代、「健康への脅威」として、たばこ規制に乗り出した。米国でたばこ会社に賠償を求める裁判が相次ぎ、広告規制や価格引き上げにつながった。

 アルコールをめぐる議論は、「たばこ規制枠組み条約」が採択された2003年ごろから勢いづいた。日本でも、ビール業界がテレビCM自粛に動いている。



 まあ確かにアルコールの害というのはありますからね。ただ煙草と違って、「100%有害というわけではない」点や、深く文化として根付いている点などから、規制しようにも難しい、というのが現状でしょう。

 適度な飲酒ならば世界中誰も止めませんが、アルコール過剰摂取による問題は個人のみならず家庭をも崩壊させてしまうほどです。アルコール中毒という問題が発生する背景を考えた場合、できるだけ適量の飲酒で済むような意識を国民全体が持つべきですし、そうするためには国を揚げての規制も必要になるでしょう。

 いまの日本の社会ですと、何かネガティブなことがあったときのウサ晴らしとしてまず行われるのが「暴飲」ですからね。そこらへんの改革がうまくなされれば。
posted by さじ at 02:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分

喫煙者は禁煙する際に糖尿病に気をつけよう。

禁煙で太り 糖尿病リスク上昇

 たばこをやめると糖尿病のリスクが高まる傾向があることが、米メリーランド州ボルティモアにあるジョンズ・ホプキンス大学の研究で分かった。禁煙が通常、体重増加につながることが影響しているとみられる。

 だからといって喫煙者はこの研究結果を、たばこをやめない口実にしてはならない、と医学誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディスン」に発表されたこの論文は警告している

 研究は同大学のシンチエ・イエ准教授が率いる研究グループが行ったもの。禁煙と糖尿病の関連を示す過去の研究結果を裏付けるとともに、禁煙後の体重管理に関する医師の支援や、禁煙に伴う体重増加を抑制する効果があるニコチン置き換え療法(NRT)の検討などが必要だと指摘している

 内科・伝染病専門のイエ准教授は発表資料で、「要するに、たばこを吸い始めるなということだ」とした上で、「吸っているならやめるべきだが、体重増加にも注意を払う必要がある」と説明している。

 研究チームは45〜64歳の約1万1000人について、9年間のデータを調査。対象期間の3〜5年前にたばこをやめた人は2型の糖尿病になる確率が、もともと喫煙の習慣のない人に比べ80%高かった。研究開始後の3年間にたばこをやめた人は73%高く、禁煙後の最初の3年間に糖尿病のリスクが最も高まることが示された。

 研究開始の6〜9年前に禁煙した人の罹患リスクは54%高く、それより前に禁煙した人は16%高い。喫煙を続けている人の罹患リスクは26%高かったという。

 罹患リスクが最大だったケースは、男性では60歳以上で1日20本以上喫煙していた人が禁煙後に4キロ以上体重が増えたケース。喫煙経験がない人に比べて糖尿病罹患率は3.4倍高く、リスク調査対象全グループ中最大。

 女性では、1日の喫煙数が20本以下で禁煙後に4キロ以上体重が増えたグループ。喫煙しない女性に比べて2.7倍高かった。

 糖尿病は、血糖の分解が阻止されることでさまざまな合併症が引き起こされ、心臓病、腎臓病、視力喪失、手足の切断などに至る病気。遺伝的な糖尿病もあるが、2型糖尿病患者のほとんどは肥満が原因である。



 よくタバコを止めると、食べ物がおいしくなって、つい食べ過ぎてしまう、といいますね。そのせいで太った、と。

 この研究はタバコによって糖尿病が抑えられていたというわけではなく、タバコを吸っていて禁煙した人の糖尿病リスクが高いから禁煙後に気をつけましょう、というもの。

 一番賢いのは「最初から吸わない」ことは言うまでもありませんが、禁煙するときに糖尿病になるリスクを抱えているのだからその点にも注意しつつ禁煙を行っていきましょう。気をつけていればリスクは減らせます。
posted by さじ at 02:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分

NASH〜アルコールを飲まなくても肝臓がんになる〜

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)

 酒好きでなくても、同じように肝臓を傷めてしまう「NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)」という病気がひんぱんに見つかっている。単なる脂肪肝から肝硬変に進行し、さらに肝がんにまで進む。病因は内臓肥満が有力。つまり、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の仕業である。成人の1%がかかっているとされるこの病気、飽食の時代にあって、増加の一途をたどっている。NASHに詳しい高知大学医学部消化器内科の西原利治教授に聞いた。

 「同じ肝障害でもアルコール性肝炎と違って急変する病気ではない。NASHは、内臓肥満をベースとした脂肪肝が何十年とかけ徐々に進行して、肝硬変から最後には肝臓がんにも至る可能性もある怖い病気なのです」と西原教授は警告する。

 西原教授によると、全国各地の報告を集計すると、「NASH」の罹患者は、成人の1%超、約150万人と推定される。米国では成人人口の約3%とされており、BMI(体格指数)30以上だと、10%がNASHの危険群だといわれる。高知県で健診受診者を調べたところ、約25%の症例で脂肪肝が見つかり、そのうち約半数14%の人が、飲酒歴やウイルス肝炎などがないにもかかわらず、血液検査などでNASHの前兆を示す肝障害を持っていることがわかった。

 NASHは、どのように発症するのか−。西原教授によれば、ちょっと太めで脂肪肝のある人が要注意。血液検査では、肝細胞が壊れて血液に流出する酵素「ALT」の値が高く、空腹時にもかかわらず、血糖値を下げるインスリン値が上昇している。この段階は脂肪肝であり、日本肝臓病学会のガイドラインでは、脂肪がたまった肝細胞が、100個の細胞のうち10個あれば、脂肪肝と判定することになっている。体重を3キロほど落とせばよくなる可能性が高い。

 さらに、肥満状態が続くと、肝臓に炎症が起きてくる。そういう慢性肝炎の状態が、『NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)』といわれる。こうした慢性肝炎が何年も続くと、肝細胞が風船みたいに膨らんだり、線維化が進むNASHに移行し、肝硬変に行き着く。その途中でC型肝炎のように、肝がんを発症することもある。

 西原教授は「いずれにしても内臓肥満がベースになっていることは間違いありません。40代後半から50代のメタボリックシンドロームの人には、NASHが隠れていると考えていい。NASHは、メタボリックシンドロームの肝臓での表現型といえるわけです」と話す。

 NASHは、予後良好な脂肪肝に限りなく近い軽い慢性肝炎から肝硬変まで含む。慢性肝炎といっても幅広いので、NASHと診断できない場合でも、疑いは残る。「境界にあるような症例の鑑別が特に難しく、専門医でもNASHと、予後良好な脂肪肝とを見間違えることがあるのです。きちんと両方を区分けして診断するのには、体から肝臓の細胞を取って調べる『肝生検』以外にないところが悩ましい」と西原教授は語る。予後不良な脂肪肝からは20〜30年たって肝硬変が出てくるものだが、NASHは10年ぐらいで2割が肝硬変になる。だから、病態が進展する速度の差ともいえるわけだ。

 肝硬変のNASHから肝がんになる確率はどうか。「B型肝炎程度といわれており、年率2〜3%の確率になるのではないでしょうか。ただ、予後の研究はまだこれからで、確定できてはいません。通常、肝硬変から肝がんになるといわれていますが、最近では、肝硬変になる前から肝がんになるという症例が増えてきていると報告されています」

 日本人の7人に1人は脂肪肝があり、またALT値も高いNAFLDなので、将来肝がんになる可能性は否定できず、通常の健診では、カバーできないのが難点だ。さらに最近、尿酸値もインスリン値と並ぶNASHの独立した危険因子として注目されており、酸化ストレスが関与しているとみられている。

 1950年代から、欧米ではアルコール性肝障害に加えて、糖尿病性の肝硬変がよく知られていたが、1980年に病理医のルドウィック氏が、肥満による肝臓病、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の概念を提唱した。

 日本でも1990年代に入って、肥満や糖尿病が増加し、飲酒歴や肝炎ウイルスが陰性であるにもかかわらず肝脂肪蓄積や肝障害が進むNASHが取り上げられるようになった。太った人に多く、インスリン抵抗性も強いが、近年、糖尿病などほかの生活習慣病とは明らかに独立して進行する肝臓病とされている。

 治療法というと−。「BMIが増えるのが最初のステップなので減量するのが一番です。まずメタボリックシンドロームを解消すること。糖尿病では、少しぐらい体重を落としても効果はないが、NASHでは、3キロ減でも随分、ALTなどの数値がよくなります。肝臓は沈黙の臓器ともいわれ、黙々と働きつづけますが、いったん壊れてしまったら後戻りはできないので、その前にしっかりした対策が肝心なのです」と西原教授。

 まず食事と体重管理が大切。糖尿病の人は別にして、1日1500キロカロリー。1日体重50グラムずつ減る勘定で1カ月1キログラム強の減量がベストだ。運動についても毎食前後に、とにかく15分くらい体を動かすこと。強い運動でなくて、それぐらいでも体にたまった脂肪の燃焼には効果がある。そして、高血糖、脂質異常などの生活習慣病の改善。とにかくメタボを解消して体重を落とすことが大事なのだ。

 しかし、なかなか食事・体重管理ができず、ALTの数値も上がってくるようだったら、薬物療法を追加する。「NASHとしての確たる治療法はない」(西原教授)ので、個々の患者の症状に合わせて抗酸化剤や血糖降下薬、抗コレステロール・抗中性脂肪薬などを処方する。NASHでは、約4割に高脂血症が見られるため、脂質、とりわけベザフィブラート(高脂血症治療剤)など中性脂肪を低下させる治療薬が効果的とされる。最終的には、患者個々のメタボリックシンドロームを含めた生活習慣病対策が必須となるわけだ。

 最近は、子供のメタボリックシンドロームと同様、小児期のNASHも問題視され始めた。飽食社会の進む中で、今後、NASHが、メタボの増加とともに、生活習慣病の一つの兆候として確実に増加していきそうだ。

 脂肪沈着が多くなると、画像では、肝細胞の一つ一つが『大滴』の脂肪滴を蓄えていることが見てとれる。障害を受けて膨らんだ細胞は、『風船様肝細胞』といわれ、肝臓の線維化とともにNASH診断の決め手になる。脂肪肝を生む肥満、インスリン値上昇による脂肪肝を第1ステップとすれば、第2ステップは、『酸化ストレス』や『炎症性のサイトカイン(生理活性物質)』の影響で線維化や炎症が進行している状態。線維化が一層激しくなると肝臓が硬くなり、次は肝硬変というわけだ。



 肝臓の癌というと、肝炎ウイルスによるものが有名ですが、このNASHという概念もかなり重要です。

 何と言っても、肝臓に悪いのはアルコール、っていうイメージが一般的だと思うんですよね。実際、アルコールによる肝臓障害でアルコール性脂肪肝になったりするんですけど、NASHは、アルコールは関係なく起こるんです。

 ですのでアルコールを飲まない人でもこうやってNASHを発症し、肝臓癌になってしまうケースもあると。ここらへん要注意です。
posted by さじ at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん

2010年01月16日

植物でできた人工の骨、生体の骨との親和性もバッチリ

植物が理想的人工骨に 伊研究チームが開発

 イタリアの研究グループが、編みかごや家具に使われる植物のトウなどを用い、従来のセラミックや金属製を上回る理想的な人工骨の開発に成功したと発表した。耐久性や強度、人骨とのつながりやすさなどが優れているという。同国のAGI通信などが8日までに伝えた。

 開発したのは北部ファエンツァのセラミック素材科学技術研究所などの研究グループ。既に羊を使った動物実験に成功、2011年にも人体への臨床実験を始めたいとしている。

 詳しい製造方法は明らかにしていないが、トウを炉内で高温高圧下に置くなどの方法で化学変化を起こさせ、1週間ほどかけて製造する。

 羊の骨につないだところ、完全に生体の骨と同化した。植物にある無数の小さな穴を血管や神経が通ることで、生体との親和性が高まると考えられている。従来の素材を上回る強度もあり、人工骨としては完ぺきに近い特性を備えていたという。



 整形外科領域に革命が起こるかもしれない素材の登場。

 金属でない素材で、生体の骨との親和性もばっちりとくれば、骨がらみの医療にはほとんど応用できるのではないでしょうか。
posted by さじ at 17:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護

2010年01月13日

新型インフルエンザ、未成年の感染者が半数を下回る。

未成年の患者が半数下回る―新型インフルで感染研推計

 インフルエンザの推計患者に未成年が占める割合が、昨年12月28日−1月3日の週は5割を下回ったことが1月12日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。ピーク時には4分の3を占めていた。多くが既に感染したことに加え、学校が休みで感染の機会が少なかったことが影響したとみられる

 推計患者数は、全体では11月23−29日の週をピークに5週連続で減少しているが、年代別にみると、19歳以下はいずれも5週連続で減少した=グラフ=。19歳以下の合計は、11月23−29日の週のピーク時には142万人で、全体の75.1%を占めていたが、12月28日−1月3日の週には27万人となり、全体に占める割合は42.9%にまで減った。
 一方、20歳代は5週のうち、最初の3週は減少が続いたが、直近の2週は微増。30歳代と40歳代は微減で、50歳代以上は横ばいだった。

 推計患者数は、全体では11月23−29日の週の189万人をピークに5週連続で減少しており、12月28日−1月3日の週には63万人にまで減った。

 同センターはまた、定点当たり患者報告数が増え始めた7月6−12日の週以降に検出されたインフルエンザウイルスのうち、99.26%が新型と明らかにした。1月3日までに検出が報告された2万1078件のうち、2万922件が新型だった。このほか、A香港型132件(0.63%)、Aソ連型18件(0.09%)、B型6件(0.03%)で、同センターでは「現在国内で発生しているインフルエンザのほとんどは新型と推定される」としている。



 夏からの流行ですもんねぇ。かかる人は既にかかっちゃったってところでしょうか。

 しかしこれから季節性インフルエンザの猛威もあるわけです。むしろここからが正念場か。手洗いうがい、そして感染拡大を防ぐためにもマスクの着用を。
posted by さじ at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

映画「アバター」の世界を体験し、現実で鬱状態になる人が続出

「アバター」で現実に絶望のファン続出、ネットで相談も

 世界で公開され大ヒット中のSF映画「アバター」を見た観客から、3Dの映像があまりにもリアルで、その美しさにあこがれるあまり「うつ状態になった」「自殺を考えた」といった訴えがインターネットに相次いでいる。

 観客は3D効果でパンドラの世界に入り込む感覚を味わい、映画館を出る時はその美しい世界から離れることの不安感にとらわれるという。

 映画を見て人類を憎むようになった、現実に絶望したというファンも多く、インターネットのファンサイト「アバター・フォーラム」には、「パンドラの夢がかなわないという絶望感に対処する方法」というコーナーが登場。うつ状態に陥ったというファンや、対処方法を指南するユーザーから1000件を超す投稿が寄せられた。

 スウェーデンの学生、アイバー・ヒルさん(17)はこのサイトに仮名で投稿。「アバターを見た翌日、目覚めると世界が灰色に見えた。自分の人生すべてが意味を失ってしまったようだった。このままやっていく理由がいまだに見出せない。私が生きているのは死に行く世界だ」と書き込んだ。

 別のファンサイト「ナビブルー」では、自殺さえ考えたというユーザーが「アバターを見た後、ずっとうつ状態にある。パンドラの素晴らしい世界とナヴィの人たちを見て、自分もその1人になりたいと思うようになった。もし自殺すれば、パンドラのような世界に生まれ変われるのではないかとさえ考えてしまう」とつづった。

 こうした状態から抜け出す方法としてファンサイトには、現実の人々とかかわって前向きな活動に取り組む、アバターのゲームをする、映画のサウンドトラックをダウンロードする、といったアドバイスが寄せられている。ヒルさんも、掲示板で同じような人たちと話し合えたことにより、うつ状態から解放されつつあるという。

 ニューヨークの病院に勤務する精神科医のスティーブン・クェンツェル氏は「他者との関係を確立することは人が幸福になる鍵であり、ネット上の人間関係でも何もないよりはずっといい」と話している。



 奇しくも私が彼女と付き合う直前に見た映画。

 3Dの迫力は凄かったですね。今まで映像革命だとされてきた映画は
カメラの撮り方やらCGやらを工夫してたんですけれど、これは映画というものを進化させている。

 アバターの最もいい点っていうのは、映画館でみることに意味があるってところだと思うんですよ。今までは、よく「この映画の迫力は映画館じゃないと堪能できない」とか言われてたと思うんですけど、アバターは映画館クラスの大画面で、3Dめがねをかけてみないと、その良さが半減してしまう。仮にアバターをDVDでみても、たとえ3Dだとしても、大したことはないと思います。

 ストーリーは平凡極まりないものですけれど、映画=ヒネッたもの、じゃないですからね。そして記事にもあるように、別の星の風景は壮大です。リアルな非日常、それも中世の人が空を飛ぶことを憧れたように、現代人が原始的ながら雄大な生活に憧れるのです。

 鬱な人って、要するに今の社会では経験できない生活をすることができれば、何割かは回復するのかなぁ、と時々思います。地中海かどこかの港でまったりとした生活を送れたとしたら、ふさぎこむことも自殺することもないのかなぁ、と。そういう究極の理想が、アバターの世界で満たされるのかもしれません。
posted by さじ at 18:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 精神

栃木県で産婦人科、小児科を目指す医学生に奨学金制度。

県の医学生修学資金貸与 5人程度募集

 県保健福祉部は、医学生を対象にした修学資金貸与の募集を始めた。医師不足や地域偏在などが問題となっている産科や小児科の医師確保対策で、今回で3回目。昨年は募集枠10人に対し貸与決定者は7人にとどまったため、今回は実績を踏まえ「5人程度」の募集とした。

 応募対象者は産科医か小児科医を目指す医学生、または医大合格者。新入生の場合は入学金100万円、ほかに授業料など月25万円が貸与される。大学卒業後は県内で初期臨床研修を行うほか、県内の公的医療機関で貸与年数の1・5倍の期間勤務すれば修学資金の返還は免除される

 昨年の貸与決定者7人は、いずれも小児科医希望だった。同部は県内でも産科医不足が深刻化しているとして、産科医希望の学生の応募も期待している。



 こういう奨学金制度、増えてきましたね。優秀な人材を確実に得るための地方ならではの工夫です。

 自治医大システムみたいなのを県全体で出来るといいんですけどね。まあ自治医大も、卒後に何千万だか払って息子を自由の身にさせる、という恩義もへったくれもないようなことを平気でする親御さんもいらっしゃるようで、なかなか大変みたいですが。

 小児科医志望者、産婦人科医志望者って、案外多いんですよね。不足、と言われているのは社会のシステムのせいな気がしてなりません。せっかく小児科医になりたい、と熱望する若者がいるわけですから、その芽を国民が摘まないであげてほしいです。
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2010年01月12日

がん治療後に凍結した卵巣を移植してホルモン分泌を維持する

卵巣を凍結、がん治療後移植 聖マリアンナ医大が研究

 膠原病やがんの治療の副作用で卵巣の機能が失われる前に一部を凍結保存し、治療後に本人に移植する臨床研究を始めると、聖マリアンナ医大(川崎市)産婦人科の石塚文平教授、鈴木直准教授らが明らかにした。学内の倫理委員会の承認を得た。

 女性ホルモンのエストロゲンが欠乏すると心筋梗塞や骨粗しょう症などにつながる恐れがあるため、卵巣の移植でホルモン分泌を回復させる狙い。既にサルを使った同様の実験で周期的なホルモン分泌を確認している。

 卵巣の機能が失われると、女性ホルモンの投与のため通院しなければならないが、保存していた卵巣を移植して機能すれば、通院の必要がなくなる。また、より自然な自分のホルモンを得られるのが利点という。

 凍結保存によって卵巣内にある卵子も保存されるため、子どもを持つことができる可能性もあり、国内では慶応大、岡山大などが白血病などの女性を対象に凍結保存に取り組み、海外では出産の報告例もある。ただ技術は未確立といい、石塚教授らは安全な手法の開発を目指す。

 石塚教授らは対象を、治療に抗がん剤を使う膠原病や子宮頸がん、初期の乳がんなどに拡大。3年間で18〜39歳の女性50人に実施する。

 計画では、抗がん剤や放射線の副作用で卵巣が機能不全になる前に、最低でも6分の1程度の組織を採取し、厚さ1ミリ以下にスライス。細胞が傷まないように、独自の技術で脱水し、マイナス200度で凍らせる。治療後に解凍し、卵巣があった場所や卵子ができた場合に採取しやすい皮膚の下などに移植する



 人間の体というのは、ホルモンの絶妙なバランスで成り立っています。ホルモンをつくる臓器を取ってしまうと、ホルモンが足りなくなってしまい、様々な症状が出てしまいます。

 この研究は、そんなホルモン不足を補うだけでなく、妊娠する可能性をも維持する画期的なもの。海外でも色々やられているようですが、これはそれをより安全かつ利便性の高いものにした、というところでしょうか。

関連
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医学処:凍結保存した飼い猫の卵子から子猫を誕生させることに成功
医学処:早発閉経の新治療法を聖マリアンナ医科大学が開発する。
posted by さじ at 05:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生殖

脳卒中の視覚障害のリハビリを、3Dで行う技術。

3Dで脳卒中の視覚障害リハビリ、東大が開発

 脳卒中によって、視野が狭くなった患者のリハビリのため、エンターテインメントで使われる3次元(3D)映像技術を駆使したゴーグル型の訓練装置を、東京大学の田中敏明特任教授らが開発した。

 日常動作での改善もみられ、3年後をめどに商品化を目指す。

 脳に障害が残る脳卒中患者は、視野の端が見えなくなったり、見えていても反応できなかったりする後遺症が出る人が数万人いるとされる。「半側空間無視」と呼ばれるもので、リハビリは、見えないことを自覚させて訓練するのが重要

 これまでカメラ1台を使った平面的な映像の装置が開発されていたが、室内を動いたり、服を着たりなど奥行きのある動作の訓練は難しかった。そのため田中特任教授らは、左右別々のカメラを使い、立体的に見える3D装置を開発した。狭くなった視野を患者に気づかせるための機能も搭載。平面画像に比べ、リハビリの効果も著しく改善した

 田中特任教授は、「より多くの脳卒中患者の社会復帰に役立てたい」と話す



 視覚領域のリハビリ。日常生活に戻るためには必要な訓練です。こういう工夫の積み重ねで、リハビリテーションの能率なども上がってくるんでしょうねぇ。
posted by さじ at 04:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神

栃木県の自殺者が初めて600人を超える。

09年県内自殺者 最悪の600人超え 経済問題など顕在化

 県内で昨年1年間(2009年)の自殺者は630人に上り、初めて600人台に達し過去最悪となったことが8日までに、県警のまとめで分かった。過去最多だった前年の08年と00年(いずれも591人)を大幅に上回った。長引く不況などの影響もあり、全国の自殺者は昨年1〜11月までに3万181人。12年連続で3万人を超えた。厳しい経済情勢が続く中、今後も自殺者の増加が懸念される。

 県警捜査1課などによると、県内自殺者は05年570人、06年577人、07年575人などと98年(577人)以降、08年まで11年連続で500人を超えた。いずれも高水準で推移し高止まり状態だったが、09年は前年に比べ39人増え、初めて600人を超えた。

 09年の630人のうち、男性は457人、女性は173人。いずれも前年より増えており、男性は18人、女性は21人増加した

 年代別にみると、19歳以下は前年比5人増の12人。20歳代は同6人増の66人、30歳代は同6人減の90人、40歳代は同5人増の91人、50歳代は同4人減の117人、60歳代以上は同8人増の225人だった。最多は60歳代で138人、次いで50歳代が多かった

 職業別では無職者が目立つ。384人に上り、前年に比べ84人増加した。会社員も多く75人。不詳も同比24人増の34人に上った。

 原因や動機は現在統計中だが、「健康問題」のほか「生活経済問題」が顕著になっているとみられる。08年秋から続く経済情勢の悪化、それに伴う景気低迷の影響が深刻化しているとみられる。

 県内自殺者をめぐっては昨年上半期(1月〜6月)の時点で、既に前年同期比を上回り、過去最悪のペースで推移。自殺者の急増が危惧されていた。



 60代が多いんですね・・・。生活や経済状況の問題に悲観して自殺、というのは国としてかなり末期といいますか、対策が必要だなぁと思います。

 確かに今の日本は、「老後にまったり暮らせる国」ではなくなっていますからね。その福祉的な面をどうするか、今後の国づくりの課題になりそうです。
posted by さじ at 04:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神

2010年01月11日

空前の脳ブーム、しかし根拠のない神話が多い。

脳研究の「神話」独り歩きに警鐘 日本神経科学学会

 脳科学研究の成果が、脳ブームに伴って拡大解釈されて広がっていることなどを懸念し、日本神経科学学会は8日、研究指針の改定を発表した。脳活動の測定方法の安全性や測定でわかることの限界を知り、検証を受けた論文などを発信するように求めた。

 指針では、科学的根拠のない「神経神話」と呼ばれる疑似脳科学が独り歩きしていることを憂慮。不正確な情報や大げさな解釈で脳科学への信頼が失われることがないように、科学的な根拠を明確にして研究成果を公表するよう求めた。

 経済協力開発機構(OECD)の報告によると、神経神話には「3歳までが学習を最も受け入れやすい」「右脳左脳人間」「脳は全体の1割しか使っていない」などがある。

 脳を傷つけずに調べる手法は1990年代に実用化され、脳内の血流の変化などを画像化する測定機器が普及した。比較的簡単に操作でき、人間を対象とした実験の経験が少ない工学系や文系の研究者にも広まった。同学会によると、被験者への実験の安全性の説明をしていない例や、測定機器の特性を理解しないまま実験する例もある。同学会は、ホームページで公表するなどで会員以外にも順守を呼びかける。



 俗説、というものもあるんでしょうなぁ。

 実際どうなんですかね。学習能力があるのは3歳ぐらいが一番ありそうな気もするんですが。

 右脳左脳人間に関しては個人的に分かりやすいのでよく使ってます。笑

 ちなみに私は完全な左脳人間。右脳が優位とされているスキルは大抵苦手です。

 まあそれも科学的な論文に裏付けられた話じゃないですからね。血液型占いと何も変わらないといえば変わらない。妄信してはいけない、ということでしょう。
posted by さじ at 04:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神

2010年01月10日

新種のリンパ球「ナチュラルヘルパー細胞」を発見する。

アレルギー治療のカギ?新種リンパ球発見

 慶応大学の茂呂和世研究員らは、免疫を活性化させるたんぱく質を大量に作り出す新種のリンパ球を見つけた。研究グループは「ナチュラルヘルパー(NH)細胞」と名付けた。将来、花粉症やアレルギー疾患を治療する手がかりになりそうだ。英科学誌ネイチャーに論文が掲載された。

 リンパ球はB細胞、T細胞、ナチュラルキラー(NK)細胞などに大まかに分けられる。グループはマウスの腸の近くの脂肪組織から新種の細胞を発見した。マウスにこの細胞があると、免疫を活性化させるたんぱく質Th2サイトカインが大量に作られることがわかり、NH細胞と名付けた。ヒトにもNH細胞と思われる細胞を確認した。

 体内にTh2サイトカインが増えすぎると花粉症や食物アレルギー、ぜんそくなどを起こすと考えられている。小安重夫・慶応大教授は「NH細胞を制御できればアレルギー疾患の治療に役立つかもしれない」と話している。



 細胞性免疫、液性免疫などのくくりではなく、免疫を活性化させる細胞のようです。

 こういう大元の細胞をコントロールすれば、免疫機能全体も掌握できるかもしれません。
posted by さじ at 03:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

前立腺がんの細胞に効く抗体F77を発見する。

前立腺がんの診断・治療に効果が期待される抗体を発見

 F77と呼ばれる抗体が、マウスの前立腺がん細胞を捕捉し、細胞死を促進する効果をもっていることが明らかになった。米ペンシルベニア大学の研究者らが28日、米科学アカデミー紀要で発表した。

 研究によると、F77は、良性の組織・細胞よりも、がん性の前立腺組織に容易に付着しやすく、そのがん性組織の死を促進させるという。マウスでの実験では、F77は原発性前立腺がん組織の場合は97%、転移性前立腺がんの組織の場合でも約85%の割合で付着した

 研究チームは、「F77は前立腺がん細胞の細胞死を促進し、効果的に腫瘍の成長を妨げる」とし、「将来的には、前立腺がんの診断や治療に活用されることが期待できる」としている。

 世界保健機関によると、前立腺がんは、男性がかかるがんのうち2番目に多く、毎年世界中で50万人が死亡している。



 男性とは切り離せない、前立腺がんの治療に有用な抗体です。

 がん細胞にしか効かないというのはなかなかのメリットですね。
posted by さじ at 02:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん

少量の鉛を含むアイメイクでバクテリアを撃退していた。

古代エジプト人のアイメークは目の疾患予防のため、仏研究

 約4000年前の古代エジプト人が目にアイメークを施していたのは、邪気から身を守ったり美しく見せたりするためだけでなく、目の疾患予防の目的もあったとする研究報告が、7日の化学専門誌「Analytical Chemistry」電子版に掲載された。

 研究を行ったのは仏ルーブル美術館とフランス国立科学研究センターの合同研究チーム。チームを率いるフィリップ・ウォルター氏によると、古代エジプト人は鉛や鉛塩を調合したものをアイシャドーとして用いていた。調合に1か月かかる場合もあったという。

 一般的に鉛は有害と考えられているが、化学分析を行った結果、極めて少量の鉛を使用する分には細胞は破壊されず、代わりに、酸化窒素の分子を作りだして、目の疾患の原因となるバクテリアを撃退する免疫防御システムを活性化させることが分かった

 チームは毛髪の10分の1の細さの電極を利用して、古代エジプト人が作り出した塩化鉛が細胞にどのような影響を与えるかを調べた。



 へぇー。鉛が、皮膚に塗ると害があるというのは知っていましたが、少量であれば問題ないどころか、外敵から身を守る術になっていたとは。

 やっぱりこういう、経験則に基づいた医療、というのはなかなか馬鹿にできないものありますね。日本も長い間に培われた経験則から、色々と科学的なものが発見されたりしてますし。神話が事実を元に作られているように、何らかの意味があるからこそ生き残っている話、というものは意味を再認識すると面白い結果が生まれるかもしれません。
posted by さじ at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2010年01月07日

寝る時間の遅い若者は、うつ病になるリスクが高い。

就寝時間が遅い若者はうつ病のリスクが高い、米研究

 就寝時間が遅い若者はうつ病になるリスクが高いとする論文が、専門誌スリープ(Sleep)1月1日号に掲載された。

 米ニューヨークのコロンビア大学メディカルセンターの研究チームが、1万5659人の高校生と大学生を対象に調査を行った。

 これによると日常的に深夜零時より遅く就寝しているグループは、午後10時までに就寝するグループに比べ、うつ病になるリスクが24%、自殺を考えるようになるリスクが約20%高かった

 また睡眠時間が5時間以下の若者はうつ病になる割合が71%、自殺を考えるようになる割合が48%も高かったという。

 米国睡眠医学会(American Academy of Sleep Medicine、AASM)は若者には毎日9時間の睡眠を推奨している。午後10時までに床に就く人の平均睡眠時間は8時間10分で、深夜零時を越えて就寝する人の睡眠時間はさらに短いと報告されている。



 太陽を浴びるということもそうですけれど、規則正しい生活を送る、ということが何より大切ですかね。

 体と心は別物、ではなく、密接に関わっているものです。心も、体様があってこそ正常に機能するのです。ささ、今宵はお早めに布団の中へ。
posted by さじ at 22:35 | Comment(1) | TrackBack(0) | 精神

ニホンザルが再生不良性貧血で相次いで死ぬ現象が起こる

ニホンザル謎の死、京大霊長研で相次ぎ15頭

 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)人類進化モデル研究センターで昨年3月から今月までに、飼育中のニホンザル15頭が急死していたことが28日、分かった。死因は不明で、感染症の疑いもあるという

 同センターによると、死んだニホンザルは昨年6頭、今年9頭。いずれも血液中の血小板や赤血球、白血球の数が減少する「再生不良性貧血」を発症していた。ただ、病気と急死の因果関係がはっきりせず、死因は特定できていないという。

 また、一つの飼育室で複数のサルが発症していることなどから、感染症の疑いもあるという。2001〜02年にも再生不良性貧血の症状があった6頭が急死したが、死因は分かっていない。

 同センターでは約1000頭を飼育しているが、ニホンザル以外での発症例はなく、平井啓久センター長は「今夏以降、死因を本格的に調べている。分かり次第、公表したい」と話している。



 怖っ

 サル、謎の感染症、死、というと映画「アウトブレイク」を思い出しますね。

 未知の感染症の可能性もなきにしもあらず…。未曾有のパンデミックが起こらないとも限りません。医の世界は映画のようなスペクタクルとは隣り合わせなのです。
posted by さじ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

2010年01月06日

明るさを区別する網膜の仕組みを解明する。

明暗感じる網膜の謎、解明…大阪バイオサイエンス研

 網膜で光の明暗をはっきりと区別する仕組みを、大阪バイオサイエンス研究所の古川貴久部長らがマウスを使った実験で明らかにした。薄暗い場所では目がよく見えなくなる夜盲症の治療につながるとして期待される

 網膜には「双極細胞」と呼ばれる細胞があり、明暗のコントラストを強調して視神経に信号を伝えている。暗さを強調して伝える仕組みはすでに解明されているが、明るさに関してはよくわかっていなかった。

 研究チームは、双極細胞の膜にくっついている「TRPM1」というたんぱく質が、明るい時には外部からナトリウムイオンなどを取り込んで細胞を活性化させていることを突き止めた。TRPM1を作る遺伝子をなくしたマウスは、明暗に対する反応が普通のマウスに比べ著しく悪くなった。

 古川部長は「20年来の謎がようやく解けた。人でもマウスと同じ仕組みで明暗を区別していると考えられる」と話す。成果は米科学アカデミー紀要に発表した。



 あとはiPS細胞なりで再生することができれば。

 あと10年もすれば、iPS細胞で網膜と同じ役割を果たす移植なども出来るようになるんじゃないですかね。この医学の進歩っぷりは目を見張るものがありますし。
posted by さじ at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

世界初、胎児が自発的微笑をする瞬間を撮影する。

お母さんのおなかの中で、赤ちゃん微笑む

 お母さんのおなかの中にいる赤ちゃんがほほ笑んでいる様子を、超音波診断装置を使って撮影することに、聖心女子大の川上清文教授(心理学)らの研究チームが成功した。

 国際的な基準に沿って「微笑」と判定されたのは、世界で初めてという。

 もっとも幼い赤ちゃんの微笑を見せたのは、23週と1日目の胎児。神奈川県鎌倉市で産婦人科を開業する矢内原巧医師とともに約3分間撮影したところ、計6回、1回あたり平均4・7秒の微笑を見せた。

 この微笑は「自発的微笑」といわれ、外的な刺激と無関係に表れる。新生児にもみられる。唇の端が上がっている状態が1秒以上続くことなどが、国際的な判定基準とされる。人の笑顔などに反応する「社会的微笑」とは区別される。

 これまでに、生まれたてのチンパンジーやニホンザルでも確認されているが、胎児での確認は初めて。自発的微笑がなぜ起きるのかは不明だが、川上教授は「進化した動物には自発的微笑が見られる。この微笑がいつ始まっていつ終わるかという点に、情動の進化を解明する手がかりが隠されているかもしれない」と話している。



 情動に関与している現象なんでしょうか?

 よく特別ニュースのない日に、「笑う猫」だの「歌う犬」だの見せられますが、ああいう類の笑いっていうのは何故起きるんですかね。たまたまなんでしょうか。胎児の段階で、口元を曲げる動きというのが何かにリンクしているんですかね。
posted by さじ at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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